ヒュンダイが世界市場にて、2016年には486万台の車を販売した、とのこと（前年比-2.1％）。
そこでふと気になったのが「この486万台というのはどれくらいの数字なのか」ということです。
しかしながら現時点では2016年の集計を発表していないメーカーもあり、取り急ぎ2015年の販売台数（2016年発表）を抽出。
そう大きな変化はないと思いますが、2016年の統計が出た後、改めて情報を更新したいと思います。
1：トヨタ自動車 1015万台
2：フォルクスワーゲン 993万台
3：GM 984万台
4：ルノー日産 853万台
5：現代/KIA自動車 776万台
6：フォード 664万台
7：ホンダ 471万台
8：FCA（フィアット・クライスラー） 461万台
9：PSA（プジョー・シトロエン） 297万台
10：ダイムラー 290万台
11：スズキ 288万台
この統計ではヒュンダイとキアが合算されているのでヒュンダイ単体の486万台よりも大きな数字となっていますが、これを見る限りなんとヒュンダイとキアはなんと「世界第5位」の自動車メーカーということに（日本では全然見ないので実感がない）。
なおヒュンダイについて、北米販売においては77万台で過去最高（1.8％）となったようですね。
反面、お膝元の韓国では65万台と北米よりも少なく、こちらは前年比-7.8％となっています。
なお、下記は北米における自動車ブランドのランキング（こちらは2016年通じての販売台数。メーカー合算とブランド別とが混在してはいますが）。
1：GM 304万台
2：フォード 260万台
3：トヨタ自動車 245万台
4：FCA 224台
5：ホンダ 164万台
6：日産 156万台
7：ヒュンダイ 77万台
8：キア 64万台
9：スバル 62万台
10：メルセデス・ベンツ 37万台
11：フォルクスワーゲン 32万台
12：BMW 31万台
13：マツダ 30万台
14：アウディ 21万台
15：三菱 9.6万台
16：ボルボ 8.2万台
17：ランドローバー 7.3万台
18：ポルシェ 5.4万台
19：ミニ 5.2万台
20：テスラ 3.9万台
21：ジャガー 3.1万台
22：スマート 0.6万台
北米での登録台数ということで、当然ながらGM/フォードが圧倒的で、これを見るとドナルド・トランプ大統領が「日本でアメリカ車が売れないのはおかしい」と思うのは当然かもしれません。
まだ「脅威」というレベルではありませんが、ヒュンダイとキアがここでも意外といいポジション（スバルよりも上）につけており、これら韓国勢は「売るためにはなんでもする」ので、今後何を仕掛けてくるかわからないのがちょっと怖いですね。
なおポルシェがミニよりも売れており、ポルシェの北米での人気の高さを実感するとともに、「たった2モデルで」ここまで販売を伸ばしているテスラにも驚かされます。