| いいかげんにどこかが発売してくれても良さそうだ |
「もしも」系レンダリングでおなじみのRain Prisk氏が、ブガッティ・シロンのオフローダーバージョンをレンダリングにて作成。
ただ車高を上げてオフロードタイヤを履かせただけではなく、フロントバンパーやサイドも「ロックガード」風のパーツが装着され、ウインチや作業用LEDランプ、ルーフラックなどのエクストリームな装備も追加されています。
なおホイールのスポークに該当する部分は「一箇所だけ」カラーを変えられており、これはひとつの流行だとも言えますね。
スポーツカー×オフローダーは大人気
こういったスポーツカー/スーパーカー/ハイパーカーとオフローダーとをかけ合わせた車両は比較的人気が高いようで、レンダリングのみならず、実際に改造を行ってしまうツワモノも。
これまでもマツダ・ロードスター、シボレー・コルベット、ベントレー・コンチネンタルGTなどをオフローダーにコンバートした男たちが存在していますね。
ちなみにスポーツカー×オフローダーはレンダリング、リアルで存在しようとも、「セダン/ワゴン×オフローダーは存在しないように思います(BMW 5シリーズの車高をカチ上げた人はロシアにいた)。
そう考えるとスポーツカーとオフローダーとは比較的相性がよく、実際にアウディやフォルクスワーゲンはコンセプトカーでこういったクルマを作ったことがあり、アーティストだけではなく自動車メーカーもある程度「イケるんじゃないか」と考えているのかもしれませんね。
ただ、ここでちょっとわかわらないのは、現在のSUVブームについて、「車高が高いのがウケているからなのか」「荷物が載るのがウケているのか」は不明。
おそらくその両方であり、仮に片側であったとしても、「どちらを支持する層も」存在していると思われ、であれば単に車高を上げて見晴らしを良くしたスポーツカーでもある程度の客層を取り込めそうですし、現在の(SUV過剰供給にて)競争が激化している状況で価格競争に巻き込まれるよりはマシなのかもしれません。
そしてSUV選ぶ人の心理に「ミニバンはダサいから」というものがあるとすれば、なおのこと「スポーティーなSUV」は受け入れられる余地があるのかも。
実際のところ、トヨタC-HRのヒットはある意味で「そんなにモノが載らなくとも、カッコ良ければそれで売れる」という証明となっており、どこかが先陣を切って「スポーツカー×SUV」を発売してくれないものか、と考えるのですね。