| ヴィルナーはどんなカスタムも自由自在 |
ブルガリアの内装チューナー、ヴィルナー(Viler)がテスラ・モデル3のインテリアをカスタム。
面白いのはその仕上げが「レトロ」なことで、EVというクルマの性格との対比がなんとも面白い、と思います。
使用されているのはブラックレザーにウッド、ターコイズっぽいブルーの千鳥格子にヴィンテージ調のレザー。
なお、千鳥格子部分には天然素材が用いられ、ウッドももちろん天然、そして皮革は「エコレザー」を使用していると紹介されており、つまりは「エコ内装」を持っているということになりますね(この部分は”EV”としっかりマッチ)。
ヴィルナーによる”カスタム”モデル3はこんな仕様を持っている
ここでヴィルナーのカスタムしたテスラ・モデル3の内装を見てみたいと思いますが、まずは全景。
ダッシュボードに設置された大型タッチ式液晶ディスプレイとの対比がユニークです。
フロントシートはこう。
この千鳥格子の「柄の大きさ」がなんともオシャレですね。
こちらはリアシート。
シートベルトにもブラウンが採用されており、このあたりのカラーコーディネートは「さすが」と唸らされます。
サンバイザーはヴィンテージレザー、ルーフ、そしてピラー内張りはターコイズ。
そしてターコイズ部分はざっくりしたレトロな質感。
ウッドパネルはマットな仕上げを持ち、木材の凹凸を生かしたフィニッシュ。
最近は「ニスでピカピカ」に仕上げたものではなく、天然木の風合いを生かした「ちょっとデコボコな」パネルが使用されるケースが増えているようです。
ぼくはこういった風合いが大好きで、機会があればこういったトリムを選んでみようと思います(ポルシェは911でもこういったオプションが用意されている)。
ヴィルナーはほかにもこんなカスタムを手掛けている
なお、リマックの市販車第一号、「コンセプト・ワン」の内装はヴィルナーが手掛けている、とのこと。
第二号となるC_Twoについてはヴィルナーが関与するのかどうか不明です(C_Twoは”量産”モデルなのでヴィルナーでは対応できないのかも)。
こちらはレトロなBMW M3。
そして「レトロ」以外にも、こんなレーシーなカスタムも得意ワザ。
VIA: Vilner