| 世界最大のスターバックス「スターバックス ・リザーブ・ロースタリー・シャンハイ」へ |
さて、世界最大のスターバックス店舗、そして世界で2番目となるスターバックスの新業態「スターバックス ・リザーブ・ロースタリー」上海店を訪問。
店舗は二階建てとなっており(ショッピングモールと連結)面積は2800平方メートル。
「第一号」はスターバックスの地元シアトルで、続く上海店のオープンは2017年12月5日。
日本にも2019年に導入予定となっています。
これまでのスターバックスとは根本的に「別」
店舗正面はこれまでのスターバックスとはずいぶん異なるもの。
例の人魚のマークは「レリーフ」となって店舗正面にありますが、「グリーン」はどこにも使用されていないデザインです。
店舗は地下鉄(メトロ)で行くことができ、南京西路駅2号出口すぐ。
「スターバックス ・リザーブ・ロースタリー」は一言で言えばスターバックスの「高級店舗」で、これまでのスターバックス店舗とはことなる設備を使用して入れたコーヒー、窒素を注入したお茶、自家製フードを揃えています。
なお「ロースタリー」の名の通り、店舗内には巨大なロースターを設置。
これは「飾り」ではなく実際に稼働しており、豆が加工されてゆく様子を見ることが可能。
雰囲気からするとコーヒーショップというよりはテーマパークといった感じ。
上海は人民公園近くに「ハーシーズのテーマパークっぽいショップ」「m&m'sのテーマパークっぽいショップ」があり、こういった体験型施設が人気なようです。
最も長いカウンターは28メートル。
カウンター内にいるスタッフを呼んでドリンクを注文するスタイル。
なお店内には多くのスタッフが配置されていますが、ユニフォームは何種類かあり、それぞれ役割が異なるようですね。
コーヒーやパンの価格は異常に高い
なおコーヒーの価格は60元前後で、つまり一杯1000円くらい。
ベーカリーも店内に併設されており、これはイタリアのプリンチ(Princi)とのタイアップ。
店内に釜があり、そこで焼く様子を見ることもできます。
パンはクロワッサンやピザっぽいもの、そしてケーキやチョコレートがたっぷり使用されたスイーツも。
パンやケーキも一個1000円を超えるものが多く、これは上海においては「異常」な価格。※道路向かいに通常のスターバックスもあり、そちらの価格はこのスターバックス・リザーブ・ロースタリー上海の半分以下
なお、その異常な価格にも関わらずこの客入り。
オープン時のように「並ぶ」ことは少なくなったようですが、それでもお店の前には列を仕切るための「柵」が設置されているので、時間帯によっては入店待ちの列ができるのかもしれません。
なおスターバックスは現在「中国依存度」がかなり高いと思われます。
というのも、街中ではいたるところにスターバックスの店舗があり、その構えも大きなものから小型店舗まで。
コンビニにはスターバックスのコーヒー飲料が売っていて(日本のずっと前から)、列車に乗れば車内販売のコーヒーは「スターバックス」、そして駅の売店で売っているコーヒーもスターバックス。
とにかく中国の都市部においては「スターバックス、スターバックス、スターバックス」なわけですが、その過熱ぶりは日本の比ではない、と感じます。
ロースター中央も「漢字」で、スターバックス・リザーブ・ロースタリー・上海はかなり中国に日和ったことがわかります(日本にできる店舗はここまで日本を意識したものにならないと思う)。
スターバックス・リザーブ・ロースタリー・上海専用グッズも多数
なお、店内にはグッズ多数。
コーヒー豆を入れていた袋で作ったバッグや衣類、そのほか食器やカップ、キーホルダーなど(これらも相当に高い)。
店内はオシャレなディスプレイ多数。
使用される機器の多くはスターバックス・リザーブ・ロースタリー上海専用。
カップの底にも同店のロゴ(Starbucks Reserve Roastery Shanghai)が入るなど、何から何までもが特別製。
とにかくこのロースターは圧巻。
これを見るだけでも「訪れる価値」がある、と思います。
ほかの画像はFacebookのアルバム「スターバックス・リザーブ・ロースタリー上海」に保存しています。
↓動画も撮ってきた
住所:上海市静安区南京西路789号 興业太古匯N110-N201(Wujiang Rd, NanJing XiLu, Jingan Qu, Shanghai Shi, 中華人民共和国 200000)
営業時間:7:00~23:00