| ポルシェ718ケイマンの内装をちょっとだけ華やかに |
さて、ちょっと寂しいと感じていたポルシェ718ケイマンのインテリアをチョコチョコとバージョンアップ中。
今回はパネルの「墨入れ(スミイレ)」を紹介したいと思います。
718ケイマンのあちこちには「エンボス加工」された部分があり、そこに塗料を流し込むことでちょっと華やかにしてみよう、ということですね。
まずは「718」文字をレッドにしてみた
今回はシフトレバー後ろの方にある「718」文字のスミイレ。
ストック状態だとこんな感じで、「単なる段差」となっていますが、ここに着色をしよう、ということです。
最初に塗料が余計なところに付着しないようにマスキング。
718文字のくぼみにレッドの塗料を流し込み。
使用するのはプラモデルに使用する塗料ですが、ぼくはラッカー系をいつも使用しています(乾燥後の加工が容易なので。ほかにもアクリル系やエナメル系もあるが、アクリル系だけは避けるようにしている)。
なお、流し込みに使用するのは面相筆でも爪楊枝でも構いませんが、それらの先に塗料を取って文字のくぼみに塗料を流し込みます。※注射器でもいいが、コストが高い
はみ出した塗料はのちに除去するのでここはそこまで気にせずにOK。
乾燥後はウエスに溶剤を軽く染み込ませてはみ出した塗料を溶かしながら拭き取って除去。
このとき気をつけなくてはならないのは「1.溶剤をつけすぎない」「2.押し付けすぎない」「3.ティッシュなど繊維が取れやすい布は使用しない」。
1/2はせっかく窪みに流し込んだ塗料まで溶かしてしまう可能性があるためですが、とにかく最初は量を少なめに、そして窪みにウエスが触れないように。
そのためには消しゴムのような、平面のある物体にウエスを巻いて作業すると良いかもしれません。
3についてはくぼみに残った塗料や、その周辺に繊維が付着してしまう可能性があるためで、これを防ぐにはメガネクリーナーのような、毛が抜けにくい布を使用すると良さそう。
ぼくはいつも、スマートフォンやデジカメの液晶フィルムを買うとついてくる、小さなクリーナークロスを使用するようにしています(どんなものでも残しておけば、なにかの役に立つ)。
そして完成。
文字の色についてはかなり悩みましたが(イエロー、オレンジ、はたまたボディカラー同色)、結局は無難なレッドに。
まだ内装カスタムの方向性が固まっておらず、そこでオレンジやイエローという特殊な(インテリアの他部分に使用されていない)カラーを用いるのはちょっと危険で、かつボディカラー同色だと「目立たない」ため。
一方でレッドだと内装の他部分に使用されている色でもあるので、あとでどういったカスタムを行おうとも「破綻はきたさないだろう」とも考えています。
あとはこんなところの墨入れを予定
ほかに墨入れしたいのはイーロンディスプレイ下の「PORSCHE」文字、PDKパドルシフターの「+」「-」表示。
ただ、この表示については、ウラカンのパドルシフターに加工を施したように、立体にてなんらかのパーツを取り付けるかもしれません。
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