| 正直、かなり体力を削られたがそれだけの甲斐はあった |
さて、香港にある「世界最大の屋外大仏」、天壇大仏を見にランタオ等へ。
この天壇大仏を見るには全長5.7km、所要時間25分というロープウェイに乗って行くのがもっともポピュラー(クルマ、そして麓から徒歩でも行ける)。
そして今回はせっかくということで、香港名物のロープウェイ(ケーブルカー)、「ゴンピン360(NGONG PING360)」に乗ることに。
できれば平日の朝イチがオススメ
まずはMTR(電車)にて東涌線「東涌駅」で下車。
そこから「NGON PING360」の表示に従い、ゴンピン360の駅へ(徒歩数分)。
なお、ゴンピン360は時間帯や曜日によって混み具合が大きく変わるようですが、平日の朝イチ(午前9時)がオススメ。
ぼくはちょっと手間取って平日の10時位に着いたのですが、結論から言うとロープウェイに乗るまでにほぼ1時間ほど待っています。
こんな感じで駅の中を幾重にも人が折り返していますが、この駅で切符を買うとなるとさらに待つことになるので、予めネットにてクーポンを購入してから行くのがいいと思います(ぼくはkkdayにて購入してから行った)。
そしてロープウェイのゴンドラには、下が見えない「スタンダード」と床が透明で下が見える「クリスタル」との二種があります。
なお「クリスタル」の数は少ないので、そのぶんかなり「待つ」ことに。
ちなみに待っている間に「トイレに行きたくなる」ことも多々あり、かつゴンドラに乗るともうトイレがないということを考慮してか、乗り場に行くまでには最後のトイレがあるのでご安心を。
こちらがロープウェイ乗り場。
ぼくは待つのが嫌だったので「STANDARD」へと搭乗しています。
なおゴンドラ自体は8人乗り。
中国人に囲まれてしまい、頂上までの25分、ずっと肩身が狭い思いをすることに。
なおゴンドラのあちこちは通気性を考慮してか「風が素通り」するので気候によってはかなり寒いかも(風を避けることができる場所はなく、防寒装備が必要)。
こちらはゴンドラ内から撮影してみた動画。
乗ってから後悔したものの、実はぼくは高所恐怖症。
ただしゴンドラは非常に安定していて、ほぼ揺れないのはありがたいところ。
揺れるとすれば、中継ポイント(タワーのようなもの)前後ですね。
そしてしばらくすると見えてくるのが大仏。
昂坪(ゴンピン)駅周辺はこうなっている
そして終点はゴンピン駅。
ゴンドラを降りると土産物店があり、そこを抜けると「ゴンピンヴィレッジ」。
昔風の建物の中にレストラン(スターバックスもある)、そしてアトラクション施設が入っています。
さらにこんな門を抜けて大仏へとつながる階段へ。
この階段登るんか・・・。
こちらは階段を登ってみた動画。
こちらがその大変ありがたい大仏、「天壇大仏」。
相当なデカさで、階段や周辺施設含めて「よくこんなもの作ったな」と感心させられます。
とにかくこの大仏は「香港を象徴する名所」であるのは間違いなく、映画でもこの大仏が映れば「あ、ここは香港なんだな」とわかりますね。
リオデジャネイロにあるコルコバードのキリスト像、パリのエッフェル塔、ロンドンのビッグアイのような、その都市の「象徴」だと思います。
上から見るとなんかお寺がありますね。
どうやら「寶蓮寺」というもので、1924年(その時代にどうやって作ったんだろうな・・・)に建設されたものだそう。
ここまで来て行かずにはいられないだろう、ということで行ってみることに。
信心深い人々は階段を登るときも両手を合わせていたのが印象的。
その後はパワースポット「ハートスートラ(心経簡林)」へ。
寶蓮寺の向かって右の遊歩道から行くことができ、徒歩でおおよそ15分くらい。
途中で廃墟が出てきて「大丈夫か・・・」という気持ちに。
そしてここがハートスートラ。
38本の木製の柱が並び、それぞれの般若心経の文言が描かれています。
この柱の配置は「∞」となっていて、1本だけ無地の柱があります。
こちらがその動画。
ハートスートラへと行く途中、何かわからない虫に刺されてしまい、1週間ほど腫れがひかずに困ったので、ここを訪れる場合は肌の露出を最小限にしたほうがいいかもしれません。
他の画像はFacebookのアルバム「ゴンピン360」に保存しています(109枚)。