| タイヤはすり減ってもすり減らなくても交換が必要 |
さて、ポルシェ718ケイマン洗車。
今年は比較的暖冬であったせいか融雪剤がほとんど撒かれておらず、そのぶん汚れが軽微にとどまるのはありがたいところ。
ただ、それでもブレーキダスト量の凄まじさに悩まされているのは間違いなく、ボディがさほど汚れていなくても「ホイールがあまりに汚れてきたから」洗車せざるを得ない、といった状況です。
そろそろ過走行に気をつけないといけなくなってきた
今回洗車して気づいたのは「けっこう飛び石キズが増えてきたな」ということ。
乗っている距離が長いので(3万キロ)仕方ないといえば仕方なく、ここは割り切るしかなさそうです。
なお、新車時に「プロテクションフィルムを貼る」という選択肢もあったものの、どうしてもフィルムを貼るとその境界線(貼っているところと貼っていないところ=フィルムの端)が気になってしまい、「それよりはまだ飛び石キズを選ぶ」という判断があって結局は貼らずじまい。
そしてもうひとつ、「タイヤがやたら磨り減ってきたな」というのも今回気づいたところ。
ついこの前までは「7〜8分残っていたな」と認識していたものの、今日洗車時に見てみると「もう半分も残っていない」状態で、もうちょっとすると「スリップサイン」が出てきそう。
スリップサインとはなんぞや
そこでこのスリップサインですが、これはいずれのタイヤにも設けられているもので、サイドウォールに刻まれた三角の印が指すトレッド面の延長線上に設定されています。
画像はブリジストンのサイトから引用したものですが、どのメーカーでも同じようにサインが設けられていて、これが現れると「交換したほうがいい(交換せねばならない)」というサインですね。
ちなみにこのサインは「溝の残りが1.6ミリ」になると現れ、これが出てくると車検に通らなくなるので、安全上の理由のほか、法的観点からも交換が必要となってきます。
なお、タイヤの重要性については語るまでもなく、スリップサインのほかにも「オゾンクラック」に注意を払う必要があり、しかしこれは今のところ問題なし。
ウラカンについては「ほとんどすり減っていないのに、オゾンクラックが理由で」タイヤ交換を余儀なくされましたが、このクラックは経年劣化で発生することが多く、早ければ2年程度で生じることも。
ランボルギーニ・ウラカンのタイヤがそろそろ限界?タイヤ交換が必要になりそうだ・・・
とにかく今年中にスリップサインが出て来るのは間違いなく、よってそのための出費も覚悟しておかなくてはならないということで、これは今から頭の痛いところ。
もちろんタイヤ交換にあたってはポルシェの認証タイヤを選ぶことになりますが、これはポルシェが純正装着を認可した印として、タイヤに「N」の文字が刻印されるものです(N0~現在はたぶんN6まで)。
ただしこれはべつに「ポルシェの専用銘柄」というわけではなく、ブリジストンであればRE050に「N」がついているものとそうでないものがあり、ミシュランであればパイロットスポーツPS2にやはりNがあるものとそうでないものがある、という具合。
現在ポルシェの認証タイヤはピレリ、コンチネンタル、ブリジストン、ヨコハマ、ダンロップ、ミシュラン等に設定されていますが、ポルシェセンターの他、一般のタイヤショップでも入手が可能です。
ちなみにランボルギーニの認証タイヤはピレリのみですが、ポルシェの場合は幅広いブランドから選ぶことができ、グリップや柔らかさなど「好み」に応じて選択できるのは嬉しいところ。
経験上ではありますが、ぼくはピレリとブリジストン、ミシュラン以外はあまり信用していないので(重かったり重量バランスが悪かったりサイドウォールが硬かったりする)、交換時にはこれら3ブランドから選びたいところ。
なお、ぼくはなぜか今までミシュランのハイパフォーマンスタイヤを装着したことがなく、興味があるということ、そして「軽く、バランスが良く、乗り心地が良い(らしい)」という観点からもミシュランを選んでみたいと考えています。