| はじめてW大阪ホテルを訪れたが思ったよりもスゴかった |
こういった機会でないとW大阪ホテルを利用することはなかなかない
さて、W大阪ホテルにて開催された、ランボルギーニ大阪・神戸さん主催のイヤーエンドパーティに参加してきたのでその様子をホテル内の風景とともに紹介したいと思います。
W大阪ホテルはマリオット系の「ラグジュアリー・ライフスタイルホテル」という位置づけにて現在アジアを中心に19拠点の展開を行っていますが、日本だと(珍しく)大阪のみでの営業。
開業は2021年3月で、御堂筋の「フェラーリとテスラとの間」、フランクミュラーの斜め前という絶好の位置に存在するものの、外観は真っ黒なので、一見するとこの建物が何なのかわからず、しかしいったん中にはいってしまうと「光で埋め尽くされたラグジュアリーな空間」となっています。
なお、コンセプトは「ブラックボックスを解き放て」。
ランボルギーニ大阪・神戸さん主催のイヤーエンドパーティーはこんな感じ
今回のパーティー会場はW大阪ホテルの2Fホール借し切り、そしてソーシャルディスタンスをとっての安全な席の配置となっています。
いわゆる忘年会的な位置づけですが、これまでにもコンラッド等のホテルにて開催されていて、こういった機会でないと高級ホテルを訪れることもそうそうなく、よってぼくはこの年例イベントを楽しみにしており、可能な限り参加するようにしているわけですね。
こちらはW大阪ホテル前に展示されるウラカンSTO。
なお、「ランボルギーニオーナーのパーティー」というと「なんか怖い・・・」というイメージもあり、かつてはぼくもそう考えていたものの、実際に参加すると皆さん紳士淑女ばかりで「怖い」イメージが覆るのは間違いないと思います。
現在ランボルギーニの顧客は大きく入れ替わっている最中で、とくにウルスの登場によってそれが加速しており(ウルス購入者の85%がランボルギーニの新規顧客だという)、おそらくは多くの人が抱くステレオタイプなイメージと実際のランボルギーニオーナーとが大きく異なるんじゃないかと考えています。
そしてランボルギーニ自身もこういったイベントの開催に熱心であり、これは世界中のランボルギーニ法人でも共通となる傾向。
ランボルギーニは主要モーターショーには今後参加しない方針を表明していますが、これはブランド認知度が高まったことから「次のステージ」へとブランディングを移すためだとされ、今後は不特定多数を対象としたプロモーションではなく、ランボルギーニの顧客や潜在顧客(ポテンシャルカスタマー)を中心に、より密度の高い接点を設ける方向にスイッチしています。
それが「参加者を限定して開催される新車発表会やイベント」ということになり、もちろんディーラー単位で開催される今回のようなパーティーも同様です。
よってこの「ランボルギーニ大阪・神戸イヤーエンドパーティー」ではよりランボルギーニと顧客との距離を短くする様々な企画が盛り込まれており、たとえば今年の活動内容の総括、今後のイベントの予定、あたらしいスタッフの方々やベテランスタッフの紹介、そして毎回恒例となる”ゲスト”を招いてのショータイムも(今回はマジシャンの小林浩平氏。素晴らしいショーを見せてくれた)。
なお、スタッフの紹介については、それぞれ個人的な趣味も紹介してくれたこともあって、これまでよりもぐっと距離が縮まり、親しみが湧いたように思います。
毎回このパーティーでは「目玉」として様々なプレゼントを用意していただいていますが、今回はアヴェンタドールのステアリングホイールやウラカンのブレーキキャリパー、アヴェンタドールのエンジンフード(のルーバー)といったマニアックな実車パーツ、そしてワインクーラーやワンオフのミニカー(アヴェンタドールSVJ)、さらにはタイヤセット1台分といった太っ腹な景品も。
これらは公平にビンゴにて当選者を決めることになりますが、今回はなんとありがたいことにアヴェンタドールのステアリングホイールをゲット(後日送っていただくので現時点では画像はなく、しかし届いたら家宝にしようと思う)。
もちろん料理も申し分なく、トリュフアイスクリームにはじまり「帆立貝の軽いスモーク セロリ セロリとフェンネルのサラダ」「ベーコンのフランに注いだ蕪のクリームスープ」「ヒラメのポアレ ビーツと熟成シェリービネガー」「国産牛サーロインのロースト トレビスのキャラメリゼ 赤ワインとフルムダンベールのソース」「洋梨のコンポートとエスプレッソ マスカルポーネクリーム」といった豪華メニュー。
ぼくは一切アルコールを飲みませんが、シャンパンそして料理とペアリングされたワインの提供もあり、非常に充実した内容であったと思います。
こちらは参加者へのギフトで、W大阪ホテルのカフェにて出されているマカロン、そしてトミカのランボルギーニ限定セット。
企画や運営をしてくださったランボルギーニ大阪・神戸さん各スタッフの方々にとっては非常に大変だったと思いますが、おかげさまで楽しいひと時を過ごすことができ、今後もいろいろなイベントに参加させていただこうと思った次第です。
いつも大変お世話になり御礼の言葉しかありませんが、あらためて今回イベントにお呼びいただき感謝いたします。
参考までにイヤーエンドパーティーのドレスコードは「スマートカジュアル」。
会場がW大阪ホテルということもあり(セクシーだと聞いていたので)、ディースクエアードのジーンズ(迷彩)にニールバレットのドレスシャツとルイ・ヴィトンのボウタイ、ギローバーのジャケットにハイドロゲンの(イタリアンカラーの)ストールという格好で臨んでいます(ちょっと前に購入したものの、コロナ禍によって着る機会がなく、今回はじめて着用したものが多い)。
W大阪ホテルはこんな雰囲気
そこで今回の会場となったW大阪ホテルについて、上述の通り開業したばかりのラグジュアリーホテル。
欧州風の「シックな高級」ではなく、わかりやすい現代風の「視覚的な(インスタ映えする)高級さ」を目指しており、シンプルさと豪華さといった相反する要素を随所に盛り込んでいます。
外壁には「ホテル」ともなんとも表示されていないので一瞬何なのかわかりませんが・・・。
ドアが開くとこんな感じで赤い照明にて照らされたトンネルが。
駐車場前のロータリーの壁面はこんな感じ。
1F内部はエレベーターホールとなっています。
2Fは宴会ホール、3Fがロビーとカフェ、4Fはジムやプール、スパといった構成ですが、駐車場は「WHEELS」、プールは「WET」など独特の表記を採用し、いったん中に入ってしまうと、常識や外界とは一切切り離された世界観を演出しているようですね(現実の延長ではなく、現実と隔絶したところはスゴいと思う。それはスーパーカーの世界観とも似ているかもしれない)。
そしてエレベーター内部は妖しくLEDが点滅。
こちらは3Fロビー。
W大阪ホテルでは「リビングルーム」と呼んでいるようですね。
なぜか「こけし」が大量展示。
おそらくは日本を意識したのだと思いますが、他の地域のWホテルではまた異なるインテリアを持つのだと思われます。
右手はレストラン。
そして左手はチェックインカウンター。
奥はカフェ。
カフェ内部はこんな感じ。
かなりカジュアルなイメージです。
とにかく照明にはこだわったという印象で、派手ではあるものの不思議な落ち着きも感じさせます。
こちらは4Fのスパ。
ちなみにオープン当初に予約を取ろうとしたところ、当時は大人気につき「宿泊者のみ」しか予約できず、しかし現在では一般客でも(ジムを含め)予約が可能なのだそう。
バーやプール、ジムも同フロアにあり、それぞれが「他のホテルとは全く異なる」W大阪ホテルならではの「新しいラグジュアリー」を表現しているようで、いずれの調度備品や照明をとっても芸術性の高い作りを持っているように思います。
W大阪ホテルはランク的に「かなり高い」ものの、スタッフはかなりフレンドリーなのも一つの特徴で(意図的に若いスタッフを全面に出しているようだ)、ホテル全体がパーティー会場のような印象も。
そして今回、ぼくはイベント開始よりも早く到着しすぎてしまって30分くらい時間を持て余してしまい、そこで「ご用件は?」と声をかけてくれたスタッフに「早くつきすぎた」ということを伝えたところ、ホテルの各施設を案内してくれたわけですが(しかもスパで休ませてくれた)、なかなかこういった対応は他のホテルでも経験したことはなく、ぜひプライベートでもまた来てみよう、と考えています。
Wホテルに行ってきた際の動画はこちら
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