
| れすとらん松喜屋、そして「近江牛ガストロノミー ペアリングコース」は金額以上の満足感を与えてくれる |
次回は「向かい」のハンバーグ専門店にチャレンジしたい
さて、近江牛専門店「れすとらん松喜屋 本店」へ。
明治初期に近江牛を全国へ広めたとされる歴史を持つ「近江牛の名店」、そして宮内省(現在の宮内庁)へと近江牛を納めていたことでも知られ、2024年・2025年の「WEST百名店」に選ばれる有名店でもありますね。
「れすとらん松喜屋 本店」はこんな感じ
まず「れすとらん松喜屋 本店」の外観はこんな感じ(2018年に建て替えられている)約180席を備えます。
- 1階:シェフが目の前で焼き上げるステーキカウンター(約31席)
- 2階:テーブル席・宴会場(最大約100名)
- 3階:個室フロア(接待や記念日向け)

参考までに、店舗のすぐ先は「線路」となっているのですが(京阪電車)、底を走る電車の何本かに1本が「松喜屋ラッピング」となっているのが「インパクト大」。※松喜屋の前を松喜屋ラッピングの電車が走る光景がシュール
アクセス
- JR琵琶湖線 石山駅から徒歩約8分
- 京阪石山坂本線 唐橋前駅から徒歩約1分
- 名神高速 瀬田東IC・瀬田西ICから車で約10分
- 専用駐車場あり(満車時は提携駐車場の補助あり)。

今回食したのは「近江牛ガストロノミー ペアリングコース」
そして今回食べてきたのは「近江牛ガストロノミー ペアリングコース」。

内容とペアリングの詳細も記されており、「期待をかきたてる」とともに心の準備ができるように配慮がなされています(その日のコースがこうやってメニューとして記されていると非常に嬉しい)。

このコースを頼むと自動的に「3階の個室」へと案内されるようで、個室は「テーブル」「座敷」があり、専門のスタッフがもてなしてくれるという待遇に。

ちなみにペアリングは「アルコール」「ノンアルコール」両方に対応していて、アルコールだと7杯、ノンアルコールだとやはり7杯分のソフトドリンクがペアリングされることに。

当然メニューは「近江牛づくし」である
そしてまずは「近江牛と松喜屋キャビアのタルタル仕立て」。
よくフランス料理にて出てくるタイプの料理ですが、名前からしてわかるとおりキャビアは松喜屋の指定によって「近江牛に合うように」生産されたもの。

お次は近江牛前菜4種盛りと金箔飾りで、こちらは近江牛の味噌漬けに・・・。

とうもろこし豆腐+肉味噌。

近江牛冷しゃぶ「ポン酢ジュレ」。

近江牛の南蛮漬け。
左端から食べてゆくと「味が濃い→酸っぱい」順となっており、よく考えられた味の組み立てです。

そして次は「近江牛の温製しゃぶしゃぶ」。
一枚物の(けっこう分厚い)近江牛が出汁の中に入っているという予想外の逸品です。

こちらはメインの「近江牛極上ヒレステーキ 泡醤油 山葵沿え」。

薬味として塩コショウ、ニンニクチップ、そして山葵に泡醤油。

泡醤油というのははじめて見ましたが、これは山葵の横の茶色い四角い物体で、箸で掴むと「ほろり」と崩れる様子は「まさに泡」。

ちなみに料理の説明、食べ方の説明、そのほかサーブのタイミングや気遣いなど「完璧」なレベルにあり、お腹だけではなく「心も豊かになる」レストランのひとつという印象です。

そして次は「オマール海老の近江牛ボロネーゼソース」。
海老とボロネーゼというのもまた予想外ではありますが、これも非常に美味な一皿です(端のほうの黒い物体は海老味噌で、表面をカリっと焼いたもの)。

こちらは「近江牛のすき焼きとフォアグラのロワイヤル」。
ちなみに紫色の花はにはしその風味がつけられており、実際に食べることも可能です(すっきりする)。

フォアグラと近江牛の下にあるのは「茶碗蒸し」のようなもので、これが「ロワイヤル」というわけですね。

コースも終わりに近づき、これは”近江牛希少部位 2種「ヒウチ」と「ミスジ」の炙り寿司”。

こちらが「ヒウチ」で・・・。

こちらが「ミスジ」。
なお、いずれの牛肉にもしっかり脂が乗っているのの、まったく脂臭くはなく、それでいてガツンと肉の味がするため、「純粋に肉を楽しみたい」人にはうってつけ。

デザートにも「強いこだわり」が見られる
そして最後はデザートとなり、「草津メロン、焼きショコラ(あったかい)、バニラアイス」。
そのほかにもフルーツが沿えられ、文字通り「別腹」にて胃袋へとなんなく収まります。

デザートにはアルコール / ノンアルコールともにペアリングのドリンクが用意されていますが、それとは別に「近江牛にマッチする」松喜屋ブレンドのオリジナルコーヒーも提供され(紅茶も選べる)、こちらはフィルターを使用せず「フレンチプレス(French Press)」によって淹れられたもの。※別途、こだわりが記されたリーフレットも見せてくれる

この「フレンチプレス」とは、コーヒー粉をお湯に浸して抽出する「浸漬式(しんししき)」のコーヒー器具を指し、ペーパーフィルターを使わず、金属製のフィルターでコーヒー粉を押し下げて抽出するため、コーヒー本来の風味やオイル分を楽しめるのが大きな特徴だとされています(そのため、表面にコーヒーオイルが浮かんでいるのを見ることができる)。
以上が「近江牛ガストロノミー ペアリングコース」の内容ではありますが、ちょっと嬉しいのはこのコースを頂く際に使用した「箸置き」をお土産としていただけること。
この箸置きは唐橋焼き、そして同じ形状をもつものが2つと無いということで、形としてはもちろん、心にも残る記念品だと思います。

なお、最後にはシェフ自らお見送りしていただくなど手厚くもてなしていただいたわけですが、次回は向かいにある「ハンバーグ店」を訪れてみたいと思います(ぼくは、品質と味が安定しているという点において、加工肉とくにミンチを高く評価している)。

「れすとらん松喜屋 本店」での動画はこちら
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