これは「始まり」にしかすぎない
業績好調が報じられるアストンマーティンですが、今年9月までの業績は「これまで以上に」好調だったことが判明。
その利益は実に前年比の84%増しとなって5億6700万ユーロに達したとのこと。
第三四半期のみでは前年比62%増しの1億5600万ユーロを記録しており、これはDB11とヴァンキッシュ・ザガートが大きく貢献している、と報じられています。
販売台数は前年同期比で65%増し
さらにDB11はオープンモデルである「ヴォランテ」が発売され、ヴァンキッシュ・ザガートもさらに「シューティングブレーク」「スピードスター」などさらに利益の高そうなモデルがスタンバイ。※ヴァンキッシュ・ザガート・スピードスターは1台2億円くらいする
加えて発表したばかりの「ヴァンテージ」も2018年モデルはほぼ完売してしまうなど当面好調は続きそうであり、アストンマーティンは「赤字続きの会社」から一気に「すごく儲かる会社」へと変貌を遂げることになりそう。
なお2017年9月までの販売台数は3,330台となり、これはなんと前年同期比で65%の増加(2017年は通年で3,700台くらい)。
さらに平均販売価格は2300万円ほどにまで引き上げられ、これはオプションが貢献した結果とのこと(こちらは前年比でどれくらいなのかは不明)。
ここからは高額なヴァンキッシュ・ザガートシリーズ、そしてヴァルキリーの納車が進むと見られ、来年はさらに販売台数と利益、平均販売価格についても上昇することになりそうですね。
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