ベントレー・コンチネンタル「GTZ」が中古にて販売中。
これはベントレー・コンチネンタルGT”スーパースポーツ”をベースにザガートがボディを作り直したもので、わずか9台のみの生産。
販売しているのはやはり希少車や高級車の販売で有名な「ジェームズ・エディション」となり、説明書などを見ると中東のオーナー向けに納車されたもののようですね。
ベントレー・コンチネンタル”スーパースポーツ”発表。最もパワフル、最も軽い最強モデル
ザガートは1919年にミラノに設立されたカロッツェリアで、現在の車名は「SZデザイン」。
マセラティ、ランチア、アバルト、フェラーリやランボルギーニといったイタリアの自動車メーカーとの関係が深い他、アストンマーティンやオーテック(日産の子会社)と共同で車をリリースしたり、モデリスタがトヨタ・ハリアーにザガートの手が入ったモデルを発売していますね。
非常に独特なデザインを行うことで知られますが、滑らかな面を持ち、しかし非常に複雑な造形を得意とするようで、他のデザインハウスとは明らかな差異があることが特徴(だからこそ今まで生き残っているのだと思う)。
デザインにおいては「ダブルバブル」とよばれる「モッコリ」がルーフに2つあることが一つの識別点で、このコンチネンタルGTZにもそれは健在(ルーフ後端からリアウインドウにかけて)。
↓シートの刺繍も「Z」
ほぼすべてのモデルが手作りになるため価格は非常に高価で、アストンマーティン・ヴァンキッシュ・ザガートについても、ベースとなるバンキッシュSの3285万円に比べて「約8000万円」。
トヨタ・ハリアー・ザガートでも(こちらはさほど大きな変更は加えられていないにもかかわらず)価格は493万円~571万円、と標準仕様のハリアーに比べて「倍ほど」の価格となっています。
アフリカ×ザガート。10台のみ生産の超希少車「Z-One」が中古にて販売中
こんなコンセプトカーもあった。時代を感じさせるフェラーリ・フォーミュラ・ザガート93
アストンマーティン・ザガートが2台一気に競売へ。最高で8300万円の落札予想
【まとめ】99台限定、8000万円のアストンマーティン・ヴァンキッシュ・ザガート。その画像や情報など
MVアグスタとザガートがコラボしたバイクの画像が公開に。「F4Z」登場
ランボルギーニ・ガヤルドをベースに、ザガートがコンセプトカー「Lamborghini 5-95 Zagato(2014)」を発表
VIA:CARSCOOPS