そのほかにも特別装備が盛りだくさん
ベントレーが「ベンテイガV8」に新しいバリエーション「デザインシリーズ」を追加。
これはベンテイガのベースモデル「V8」に、通常はベントレーのパーソナリゼーションプログラム「マリナー」でしか選べない装備を追加したもので、ある意味では「お買い得」モデル。
ベントレー・ベンテイガV8デザイン・シリーズにはこういった装備が追加されている
今回発表されたベントレー・ベンテイガV8デザインシリーズに与えられる特別装備として、まずは「パラディウム・グレー」仕上げのホイール(シルバー部分はポリッシュ仕上げ)にセルフレベリング・ホイールバッジ。
この「セルフレベリング・ホイールバッジ」は、ホイールの回転にかかわらず「B」の文字が常に正しい方向を向く(逆になったりしない)というもので、ロールスロイスに装備されていることは知っていたものの、ベントレーにもこれがあったのは初めて知りました。
加えて「ベンテイガ・ブラックライン」と同じ装備が与えられ、これはボディカラー同色のバンパー下部、ブラック仕上げのテールパイプなど。
なお、ドアパネルの下側には「DESIGN EDITION」バッジが与えられるようですね。
ちなみにベントレーの公開するオフィシャルフォト(のナンバープレート)には「WO」の文字がよく見られますが、これはベントレー創業者「ウォルター・オーウェン・ベントレー」の頭文字だと思われます(このWOが含まれない場合もある)。
ベントレー・ベンテイガV8デザイン・シリーズのインテリアはこうなっている
内装だとカーボンファイバーの使用、そしてボディカラーにマッチした、もしくは他に用意されるアクセントカラーの使用が「特別装備」となりますが、これはピラーボックスレッド、オレンジ、マリナーホワイト、クレインブルーを選択可能(ベースカラーは”ベルーガ”つまりブラック)。
シートバックには「DESIGN SERIES」の刺繍入り。
シートのセンター部にはパンチング加工されたレザーが使用されていますが、この「穴の内側」にはレッドが採用され、これが奥行きのある表情を作り出しているようですね。
そのほかの特別装備としてはピアノブラックフィニッシュのセンターコンソール、自光式スカッフプレート、ドリル加工が施されたアルミ製のペダルとフットレスト、ディープパイルを使用したフロアマット等。
さらにはダイヤモンド入りのブライトリング製クロック(文字盤は真珠の貝殻)もダッシュボード上に備わる、とのこと。
なおパワートレーンに変更はなく、エンジンは4リッターV8ツインターボ(550馬力)、最高速度は290km/h、0-100キロ加速は4.5秒。
現在のところ価格や日本での発売については情報がなく、通常モデルのベントレー・ベンテイガV8だと、その価格は19,946,000円、W12モデルの価格は2786万円という設定です。
VIA:BENTLEY