|ベントレーは100周年に際し様々な限定モデル、そしてコンセプトカーも発表 |
ベントレーは今年で100周年を迎えますが、数々の方法にて、その100周年を祝っています。
大きなものとしては「2019年に販売されるベントレーのエンブレムがすべて100周年仕様になる」というもので、これはゴールドのリングと文字が入るという特別な仕様を持っています。
そのほかにも、限定、かつなんと「2900万円」の限定ブックを発売するなど、なにかと今年は「ベントレーイヤー」。
「ミュルザンヌ」はベントレーのフラッグシップ
そんな中、ベントレーはその創業者であるウォルター・オーウェン・ベントレーにちなんだ100台限定の「ミュルザンヌW.O.エディション・バイ・マリナー」を発表していますが、今回はその実車に付属する「特別なアメニティ」を公開。
これらの付属品はハンドメイドにて仕上げられたウォールナット製のケースに入れられ、下半分は実際の車両と同じくピアノブラック仕上げに(W.O.ベントレーのサインが入っている)。
そしてこのケースを開くと、キーが3つ、ベントレーの「フライイングB」をモチーフにしたオブジェ(ペーパーウエイト)が入っています。
その下には簡易版のヒストリーブックも。
このブックはミュルザンヌW.O.エディション・バイ・マリナーのカタログも兼ねていて、ベントレーの現CEOであるエイドリアン・ホールマーク氏、カスタマイゼーション部門「マリナー」を統括するシュテファン・シーラフ氏のサインも入る、とのこと。
なお、このウォールナットのケースはこういった箱に入っていますが、もうひとつの付属品がクラシックベントレーのミニカー。
これはウォルター・オーウェン・ベントレーが自身で所有していた車両をモデルカー化したもので、今回の限定ミュルザンヌ「W.O.エディション・バイ・マリナー」のモチーフとなったもの。
そしてそのミニカーがこちら。
ホイールやタイヤ、ウインドウのトリム、ヘッドライト、そしてインテリアに至るまで驚くべき完成度を持つことがわかります。
こちらがその実車とミュルザンヌW.O.エディション・バイ・マリナー。
W.O.ベントレー所有のクラシックカーはかなり大きなクルマであったということもわかりますね。
なお、現在ベントレーのパーソナリゼーション部門として活動している「マリナー」はもともとベントレーとは別の会社で、1559年から事業を開始(ベントレーよりもずっと古い)。
その後1923年にベントレー車のカスタムを手掛けたことで両者は提携し、1959年にマリナーはベントレー傘下へと収まっています。
その他にはこんな「100周年記念」も
ベントレーは1919年に創業していますが、上述の通り様々な記念行事を行い記念グッズも販売。
最近だと「2035年のベントレー」をイメージした”EXP100GT”の発表が記憶に残るところですね。
ベントレーが「2035年モデル」を意識したEXP100GT発表。これが富裕層に向けた「我々が本当に作りたかったクルマ」だ
そしてベントレー100周年記念の腕時計(ブライトリング)も登場。
そして100周年記念のコンチネンタルGTも。
ベントレー史上もっとも特別、そして豪華な限定モデル!ベントレー・コンチネンタルGT ナンバー9エディション・バイ・マリナーが100台限定にて登場