| ベントレーの2019年モデルは特別仕様 |
ベントレーは2019年で「100周年」を迎えますが、現在様々なプロモーションを行っており、先日もベントレー創業者が乗っていたクルマのエッセンスを取り入れたミュルザンヌを限定発売する、と発表したばかり。
そして今回ベントレーは「2019年1月から12月の間に製造される車両には、”スペシャルエンブレム””スペシャルプレート””シートへ特別ロゴのエンボス加工”を追加する、と発表。
ベントレーを注文するなら来年生産分まで待て
なお、これらの特別仕様が与えられたモデル、つまり2019年に生産されたモデルは「センテナリー・エディション」と呼ばれますが、エンブレム類は通常のものに加えて「ゴールド」の縁取りが入り、フロントとリアのエンブレムには「1919-2019」の文字も追加に。
こういった仕様はキー、ステアリングホイールやシフトレバーのエンブレムなど車両のあちこちに反映されるようで、かなり特別感のあるデザインになっていますね。
そして(シートの)ヘッドレストにはゴールドの「センテナリー・ロゴ」にコントラストステッチが用いられ、このゴールドは1919年の「EXP2」、1929年の「バーキン」等に見られるモチーフだとしており、まさにベントレーの歴史を象徴するものだと言えそう。
ちなみにこれらゴールドには特殊な色彩を持ち、ベントレーいわく「光を反射し、宝石のように輝く」とのこと。
ベントレーは1919年にW.O.(ウォルター・オーウェン)ベントレーによって創業され、「そのクラスでもっとも速く、いいクルマ」づくりを目指して活動を開始。
最初のクルマは1921年9月に、Noel van Raalte氏へと1,050ポンドで販売された、と記録が残っています。
その後1931年にロールスロイスがベントレーを買収し、しかし1971年にはロールスロイスが残念ながら倒産することになり、この際ベントレーはヴィッカースへと売却され、1998年にはフォルクスワーゲングループがベントレーを買収し、現在に至ります。
現行モデルはミュルザンヌ、コンチネンタル、フライングスパー、ベンテイガの4モデルで、しかし今後ベントレーはスポーツカーを諦めて大きくブランドシフトを行うと発表していますね。
ちなみに、以前に同じ会社であった割に、ロールスロイスは極端にベントレーを敵視する発言を行うことでも知られます。