| 限定15台、ボディカラーにはマリナーによる特別塗装「ラジウムグリーン」が設定 |
ベントレーがコンチネンタルGTに、スペシャルエディション「ベントレー・コンチネンタルGTリミテッド・エディション・パイクスピーク(Bentley Continental GT Limited Edition Pikes Peak)」を追加。
これは今年開催されたパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムにて、コンチネンタルGTが「量産車最速タイム」を記録した記念として発売されるもの。
なお、記録したタイムは10:18.488で、これまでの記録を8.4秒も短縮する偉業です。
ベントレーがコンチネンタルGTにて「パイクスピーク市販車クラス最速」タイムを更新。さらに7/10の100周年記念に新型車「EXP100GT」を発表予定
用意されるボディカラーは2色
そしてこのベントレー・コンチネンタルGTリミテッド・エディション・パイクスピークに用意されるボディカラーは、記録達成時のマシンに採用されていた「ラジウムグリーン」、そして「ベルーガ(ブラック)」。
さらにはピレリのマーカー入リタイヤ「カラーエディション」、かつグリーンの専用カラーを持つPゼロ・カラー・エディション。
ホイールは22インチ(ブラックペイント)、ブレーキはアシッドグリーン仕上げ。
ボディにはカーボンファイバー製のパーツが装着され、グロスブラックのトリム他、ルーフやテールランプ周辺、ドアミラー上部がブラックに変更されています。
こちらはブラック版。
グリーン、ブラックバージョンとも共通してフロントグリルにはベントレー100周年を記念する「100」の文字が入ります。
全体的にレーシーな雰囲気を持ち、現在のベントレーが持つ「高級」「GT/サルーン」というイメージとはやや異なるものの、もともとベントレーはル・マンはじめ数々のモータースポーツにおいて輝かしい実績を残したスポーツカーメーカー(その後ロールスロイスに吸収され、モータースポーツ活動を禁止される)。
よって、そのヘリテージを考慮した場合、こういった「モータースポーツモチーフ」はまさにベントレーの歴史を表したものだと言えそうです。
フロントフェンダーには「PIKES PEAK」のロゴ。
エンジンは標準モデルと変わらず6リッターW12を搭載し、出力は626馬力を発生。
0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は333km/hを誇ります。
ベントレー・コンチネンタルGTリミテッド・エディション・パイクスピークのインテリアはこうなっている
こちらはベントレー・コンチネンタルGTリミテッド・エディション・パイクスピークの内装。
アルカンターラとベルーガレザーとのコンビネーションにラジウムグリーンのステッチが採用され、ステアリングホイールにもラジウムグリーンのセンターマーク入り(ヘッドレストにもパイクスピークの刺繍がある)。
ダッシュボードはじめ各部にはカーボンファイバーが用いられ、助手席側前には新記録となったタイム、その行程が図案化。※限定台数は15台ですが、それぞれのダッシュボードに描かれるコースには、それぞれ異なるセクションが強調されているらしい
サイドシルも専用の「PIKES PEAK」仕様。
スピーカーカバーはブラックアルマイト(アノダイズド)にラディウムグリーンのインナーという「凝った」仕様です。
ベントレー・コンチネンタルGTリミテッド・エディション・パイクスピークにつき、日本への導入や価格は未公表ですが、すでにベントレーは受注を開始しており、北米向けの価格だと216,400ドルに設定されています。
VIA:Bentley