| マクラーレン・セナの速さはとにかくずば抜けていた |
さて、世界で最も豪華なドラッグレースとして知られる、モータートレンド開催の「World’s Greatest Drag Race」。
今回はその第9弾が公開されています。
今回参加するのは12台、そのメンツは下記の通り。
・トヨタGRスープラ
・マクラーレン・セナ
・フォード・マスタング・シェルビーGT350
・ポルシェ911カレラS
・ジャガーXE SVプロジェクト8
・メルセデスAMG GT 634MATIC+
・BMW 850i xDrive
・ベントレー・コンチネンタルGT V8
・BMW M2コンペティション
・アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ
・ランボルギーニ・ウルス
・ダッジ・チャレンジャー・ヘルキャット・レッドアイ・ワイドボディ
集まったクルマの合計出力は7000馬力
今回集まった12台の車の合計出力はなんと7000馬力にも達しますが、それらのクルマが並んで走れる場所は早々なく、今回の舞台となったのはヴァンデンバーグ空軍基地。
まずは格納庫にスーパーカーたちが集合。
一応放射能の検査も。
もちろん放射性物質は積んでいないので、単なる演出です。
軍人さんの誘導によって滑走路内にクルマを整列開始。
スゴイなこのメンバー・・・。
各ドライバーは各マシンへ。
検討を祈る!みたいな感じですね。
整列するとこう。
各車スタンバイ!
一斉にスタート!
鋭いダッシュを決めたのはポルシェ911カレラS。
4WDモデルのカレラ4ではないようですが、にもかかわらずこのダッシュは驚異的。
ポルシェ911は「リアエンジン」というレイアウトに起因して強力なトラクションがかかることで知られ、加速競争においてはいかにトラクションが需要であるかがわかりますね。
なお、実際にポルシェ911で急加速すると「後ろからバットで殴られたような」ガツンという衝撃を感じます。
そしてその次に出足がいいのはメルセデスAMG GT63。
これはAMG GTの4ドア版とも言えるクルマですが、現在のところAMGモデルでもっともハイパワー(639馬力)、かつ4WD。
トランスミッションは9速ATなので下の方はかなりなローギアード設定だと思われ、よって優れた加速を見せるのかも。
ただしそこから伸びるのはマクラーレン・セナ。
「エルヴァ」が発表されるまではもっともパワフルで、もっとも軽い」マクラーレンで、その出力は825馬力、車体重量1198kg、パワーウエイトレシオは1.49。
トランスミッションは7速なのでポルシェ911の8速、メルセデスAMG GT63の9速に比較してやや不利だと思われるものの、やはり軽さは速さに通じるというところを見せつけています。
そしてさらに伸びるマクラーレン。
意外やアストンマーティンDBSスーパーレッジェーラも伸びのいい加速を見せますが、よく考えると6リッターV12ツインターボを搭載し725馬力もあるので当然だと言えそうです。
果たして勝負の結果はこんな感じ。
マクラーレン・セナの速さが突出していることがわかりますが、ランボルギーニ・ウルスの順位やタイムも驚異的。
650馬力ながらもより軽量でよりパワフルなアストンマーティンDBSより上に付けているのにはびっくりですね。
1.マクラーレン・セナ・・・10.08 2.ポルシェ911カレラS・・・11.20秒 3.メルセデスAMG GT 634MATIC+・・・11.20秒 4.ランボルギーニ・ウルス・・・11.32秒 5.アストンマーティンDBSスーパーレッジェーラ・・・11.51秒 6.ベントレー・コンチネンタルGT V8・・・11.67秒 7.ジャガーXE SVプロジェクト8・・・11.67秒 8.ダッジ・チャレンジャー・ヘルキャット・レッドアイ・ワイドボディ・・・11.77秒 9.BMW 850i xDrive・・・11.93秒 10.フォード・マスタング・シェルビーGT350・・・12.30秒 11.BMW M2コンペティション・・・12.45秒 12.トヨタGRスープラ・・・12.48秒 |