| その名はケーニグセグ 81st ゴースト |
ケーニグセグは先日、外部のデザイナーも参加する「ケーニグセグ・スケッチ・チャレンジ」を開催。
これはランボルギーニ・ウラカンやブガッティ・シロンをデザインした後にヒュンダイへと移ったデザイナー、サシャ・セリパノフ氏がケーニグセグへと移籍してから第一弾目のプロジェクト。
そしてケーニグセグ・スケッチ・チャレンジにて数多くのデザイナーが作品を公開する中、リカルド・アンジェリーニ氏が発表した「81stゴースト」が秀逸だと話題に。
ケーニグセグは「エントリーモデル」を計画中
この「81stゴースト」はケーニグセグの「エントリーモデル」を意識したそうですが、「ジェスコ」「レゲーラ」に次ぐ第三のラインナップということになりますね。
なお、ケーニグセグは、サーブの親会社であったNEVS=ナショナル・エレクトリック・ビークル・スウェーデンと提携し、これによって多額の資金を獲得。
この資金をもとにケーニグセグは生産設備を拡大し、かつNEVSのリソースも活用しながら生産台数を増加させる計画を持っており、加えて現行のジェスコやレゲーラの「3億円以上」という価格に比較すると割安な「1億円程度」のハイパーカーをリリースするとも言われます。
なお、リカルド・アンジェリーニ氏は「レンダリングアーティスト」ではなく本職のカーデザイナー。
インドのタタにて経験を積んだそうですが、さすがにそのブランドの特徴を掴むのが上手く、この81stゴーストもケーニグセグ・アゲーラそしてレゲーラのラップアラウンドウインドウを取り入れています。
さらにルーフはダブルバブル、縦長のヘッドライトもケーニグセグの特徴的なディティールでもありますね。
「ウイングなし」バージョンのテールはレゲーラを連想させるもの。
こちらはリアウイングつきバージョン(このウイングはなかなか格好いい)。
フロントフェンダー後ろから排出されたエアはボディサイドを伝ってリアへと流れる構造です。
ルーフを取り払うことも可能。