| 各社ともコロナによる計画の遅れを取り戻そうと行動を活発化 |
BMWは9月に3リッターディーゼル(クワッド)ターボの生産を終了させる予定ですが、今回「最終モデル」としてX5とX7に(ディーゼルモデルの)ファイナルエディションを設定する、と発表。
その内容はまさに「特別」であり、”Final Edition”と刻印されたキックプレートのほかレーザーヘッドライト、ヘッドアップディスプレイ、ハーマンカードンプレミアムサウンドシステム、アコースティックガラス等、快適性を高めるための装備が多数。
エンジンはもちろん3リッタークワッドターボ、出力は400PSにも達しますが、モリモリのトルク(760Nm)を生かして0-100km/h加速は5.2秒。
なお、BMWが3リッタークワッドターボを生産終了とするのは環境規制によるものではなく「あまりにコストが高く、複雑なため」。
現在BMWはラインアップやコンポーネントのスリム化を図っていますが、この3リッターディーゼルもその対象になってしまった、ということですね。
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ベントレーは「究極のカスタム」が施されたコンチネンタルGTコンバーチブルを発表
ベントレーはそのパーソナリゼーション部門「マリナー」にてカスタムしたスペシャルエディション、「コンチネンタルGTコンバーチブル・マリナー」を発表。
このコンチネンタルGTコンバーチブル・マリナーは「マリナー」の可能性を極限まで追求したモデルで、ボディカラーはなんと88色から選択可能だとされています。
フロントグリルに「ダブルダイヤモンド」を採用するほか、随所にダイヤモンドをモチーフにした加飾が用いられ、サイドギルにも「ダイヤモンド」。
シートやドアインナーパネルには「ダイヤモンド・イン・ダイヤモンド」ステッチが採用されています。
トノカバーもダイヤモンド。
インテリアはブラック、アイボリー、レッドという三色使いですが、全く雑多にならないのはさすがベントレーだと言えそうですね。
ちなみに採用されるオーディオは20チャンネルアンプ、2200ワット、18スピーカーというシロモノ。
搭載されるエンジンは標準モデルと変わらずV8もしくはW12で(どちらでも選べる)、前者は0-100km/加速4.0秒そして最高速は318km/h、後者は0-100km/h加速3.7秒そして最高速は333km/hというスペックを誇ります。
新型マセラティ・クワトロポルテもスタンバイ
現行マセラティ・クワトロポルテは2012年に登場し2016年にフェイスリフト(マイナーチェンジ)を受けていますが、フルモデルチェンジを受けるまでにはあと数年あるとされ、そこで最後のフェイスリフトを計画している模様。
今回目撃されたのはそのプロトタイプと思われる個体ですが、見たところヘッドライトとテールランプ、そして前後バンパーが変更されると見え、つまりがギブリに実施したフェイスリフトと同様の手法を用いるということになりそう。
マセラティはしばらく辛い時代が続いたものの、ここ最近はギブリ・ハイブリッドを発表したり「トロフェオ」シリーズの拡充を発表したり、さらには新型ハイパーカー「MC20」の発売を予告したりと今までにないほどの活発な動きを見せており、復活の兆しが見えるのが嬉しいところでもありますね。
参照:CARSCOOPS