ランドローバー・ディフェンダー90/110に75周年記念仕様、専用ボディカラーを持つ「75th リミテッド・エディション」が追加。内外装は特別仕上げ、記念グッズも登場

｜ ボディカラー同色のホイールはなかなかにインパクトが強い ｜

ランドローバー・ディフェンダーの人気は未だにまったく衰えず

さて、ランドローバーが「ディフェンダー誕生75周年」を記念し、ディフェンダー90とディフェンダー110に「ディフェンダー 75th リミテッド・エディション」を設定すると発表。

このディフェンダー 75th リミテッド・エディションにおいて、他のディフェンダーとの最大の相違は「グラスミアグリーン」と呼ばれる専用色で、ボディカラー同色にペイントされた20インチホイール、そして同色のセンターキャップも取り付けられています。

ベースとなるのは上位モデルの「HSE」で、「75 Years」グラフィック、プライバシーガラス、セレス・シルバー塗装のバンパーが装着されるほか、いくつかのパーツがボディカラー同色にペイントされることに。

ルーフは折りたたみ式ファブリックルーフ、もしくはルーフレール付きスライディングパノラミックルーフから選択することができ、他モデルだとオプションとなるトーイングパック、ヘッドランプパワーウォッシュ、電動調整式ステアリングコラムが標準装備されている、とのこと。

英国で仕様だと、パワートレインにはD300インジェニウムエンジン＋マイルドハイブリッド、ディフェンダー110のにはP400eプラグインハイブリッドが搭載され、英国での価格は、ディフェンダー90が85,995ポンド、ディフェンダー110だと89,995ポンドから。

ディフェンダー 75th リミテッド・エディションのインテリアも特別仕様に

そしてこちらはディフェンダー 75th リミテッド・エディションのインテリアですが、メインカラーはブラック（エボニー）、ダッシュボードやドアインナーパネルの一部はボディカラー同色のグラスミアグリーンにペイントされ、レーザーエッチングによる75周年記念ロゴが数箇所に刻印されている、とのこと。

基本装備としては3Dサラウンドカメラ、コンフィギュラブル・テレイン・レスポンスシステム、メリディアンサウンドシステム、インフォテイメントシステム、ヘッドアップディスプレイ、ワイヤレスデバイスチャージャー、14ウェイ電動調整シート（メモリーつき）、運転席・助手席ヒーター、ヒーター付ステアリングホイール、3ゾーンエアコンが挙げられています。

ディフェンダーのチーフエンジニア、スチュアート・フリース氏によれば「新型ディフェンダーを発表して以来、世界中のお客様がディフェンダーに惚れ込んでおり、需要は非常に強いままです。この新しい限定モデルは、ディフェンダーの過去75年間におけるその精神をカラーやディテールで表現し、ハイブリッド・エレクトリック・パワー、コンフィギュラブル・テレイン・レスポンス、ソフトウェアのオーバーエア・アップデート、無類のオールテレイン性能といった革新的な新技術との融合を実現させています」とのこと。

たしかに新型ディフェンダーについては一向に中古価格が下がらずに高い人気を誇っており、セレブ界では「ポスト・メルセデス・ベンツGクラス」との呼び声が高い一台ですが、まだまだこの流れは続きそうですね。

ランドローバー・ディフェンダー75周年記念グッスも登場

なお、今回何らかのアナウンスはなされていないものの、ディフェンダー75周年グッズっぽい画像もプレスリリースとともに公開されており、こちらはディフェンダーの歴史を示したTシャツ（長い間モデルチェンジがなされなかったので、75年の間に数世代しか存在していないようだ・・・）。

こちらはポスター。

ちょっとデフォルメされたモデルカーも。

特徴をよく捉えており、質感の高い塗装が施されているようですね。

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