| マクラーレンの本社はスゴかった |
マクラーレンが航空産業分野(つまりロケット)博士を起用し、「なぜマクラーレン720Sは速いのか」を解説。
これはけっこう新しい試みで、パワーと重量、エアロダイナミクスの観点からRyan W. Conversano博士がその理由を語っています。
動画ではニュートンの提唱した「運動の第2法則」を引き合いに出し、そのパワーと重量とのバランスについての解説、エッジがまったくないという、流体力学の観点からも優れたデザインについて述べています。
マクラーレンはブレない会社
なお、この「運動の第2法則」についてはマクラーレン最新モデル「600LT」発表時にも述べられており、マクラーレンは相変わらず「ブレない」会社。
マクラーレンは世界中に支社を持ち、多くの人が働いていますが、マクラーレンのどこの誰に聞いても「同じことを言う(悪い意味ではない)」、と認識しています。
つまりマクラーレンという会社では、トップから末端まで同じヴィジョンのもとに仕事をしているということですが、こういった会社はめったにない、と考えているわけですね(大抵の自動車メーカーはその国ごとやポジション、支社によってい言うことが異なる)。
今回の動画についてはもちろんマクラーレンの意向に沿った内容でライアン博士が語っているということにはなるかと思われ、しかしとにかくこういったプロモーション動画においても一切ブレないのがマクラーレン。
動画ではマクラーレン本社「テクノロジーセンター」が登場。
エントランスからしてちょっと未来的です。
博士は受付を通って社屋に入っていますが、見学者でもこのルートを通れるのかもしれません。
そして驚かされるのがこのプレゼンテーションルーム。
まさにSF映画のような感じで照明が一段づつ順番に点灯します。
その様子は必見で、これだけでもこの動画を見てみる価値アリ。
そしてこの中央のテーンテーブルは回転するだけではなく「上下」も。
未だかつてここまで未来的な社屋をもつ自動車メーカーはなかったのでは、と思わせるほど。
それでは動画を見てみよう
こちらが博士の解説よりもショールームのスゴさの方が気になる動画、「McLaren 720S: The Science of Speed」。