| いずれもブラックとゴールドのストライプ、ゴールドのホイールに内装ゴールドアクセント |
マクラーレンの正規ディーラー、「マクラーレン・デンバー」がマクラーレン600LTスパイダーのスペシャルモデルを6種一台づつ、合計6台をリリース。
これらは「パイクスピーク・コレクション」と題され、ボディカラーは6種類あるものの、いずれもブラックとゴールドのストライプ、ゴールドのホイールが与えられています。
なお、6種のボディカラーは「ブラックゴールド」「ホワイトゴールド」「ネレロレッド」「ボルケーノレッド」オーロラブルー」「ミダスグレー」。
マクラーレンの限定シリーズは570Sベースが多い?
なお、これまでにもアメリカのディーラーがマクラーレン本社のパーソナリゼーション部門「MSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)」に特別モデルの製作依頼を行ったことがありますが、マクラーレン・ニューポートビーチがオーダーしたのは「570S MSO X」。
こちらは限定10台のみ、そして10台それぞれが異なるボディカラー、ナンバーを持つというもの。
この570S MSO Xの場合は最初からオーナーの10名が決まっており、それぞれのオーナーの好みをボディカラーに反映させた、とのこと。
今回のパイクスピーク・コレクションについてはオーナーが決定しているのかどうかは不明ですが(たぶん決まってる)、もし決まっていなければ、激しい争奪戦になるのは間違いなさそう。
この他にもいくつかこういった「ディーラー企画の」限定モデルがあるものの、それらはいずれも570Sや600LTをベースにしているものがほとんどのようで、720Sをベースにした限定シリーズはこれまで報じられていない模様。
これらの「ハイカスタム」仕様限定モデルを購入するような人々は、その価格については気にしないはずなので、よりハイスペックな「720S ベース」のほうが喜ばれそうであるものの、しかし720Sの限定シリーズがないところを見るに、マクラーレンがそれを許さないのかもしれませんね。
これら「パイクスピーク・コレクション」についてはMSOクラブスポーツパックが装着され、これはカーボン製のフロントフェンダールーバー含むカーボン製パーツ、チタニウムホイールボルト、「片手で持てる」セナと同じカーボン製スーパーライト・カーボン製レーシングシートなどが装着されることに。
もちろんこの「パイクスピーク」とは、毎年開催される由緒あるレースを指しますが、撮影場所もまたパイクスピークのようで、画像を見ただけでもその過酷さがわかります(コースアウトしたら大変なことになりそう)。
おそらくは、ほかのマクラーレンディーラーも今後、同様の「限定シリーズ」を企画することになりそうですが、まずはオーナーを決め、そのオーナーたちの意見を聞きながら仕様を決めてゆくと、オーナーの「マクラーレンに対する」ロイヤルティも高まりそうで、かつ「転売」も少なくなりそうですね。
ちなみにこのストライプはペイントではなく「ラッピング」だそう。
ホイールはスピードライン製の「サテンゴールド」。
ブレーキキャリパーはブラックです。
インテリアはブラックをベースにゴールドがアクセントとして使用。
シートやアームレスト、ダッシュボードのステッチは「ゴールド」。
リアバルクヘッドには「PIKES PEAK COLLECTION」のロゴ、そして6台中の何番目かを示すシリアルナンバー入り。
オーナーさんの間で「番号の取り合い」が起きそうですね。
シートのヘッドレスト部にはゴールドにて「PIKES PEAK」のグラフィックと文字が刺繍されています。
ステアリングホイールはアルカンターラとカーボン製。
12時位置にはサテンゴールドにてセンターマークが入り、パドルもサテンゴールドにペイントされています。