| マクラーレンは先陣を切って普及(?)価格帯の「ハイブリッドスーパースポーツ」を投入 |
さて、マクラーレンが次世代ハイブリッドスーパースポーツの名称について「アルトゥーラ(ALTURA)」を名乗ることになると発表。
マクラーレンはこれまで「P1」「650S」「720S」といった感じで数字とアルファベットを車名に用いる傾向があり、しかし「セナ」以降のニューモデルは「GT」「エルヴァ」「セイバー」等、これまでの命名法則から外れるものも。
これについてマクラーレンは「今後は、数字とアルファベットではなく、それぞれのモデルに名前を与える」ともコメントしており、実際に今回のアルトゥーラについてもその例に倣ったということになりそうです。
-
参考マクラーレン「今後のモデルには”セナ”のように名前をつける。数字とアルファベットは用いない」
| マクラーレンのトップレンジには名前が与えられることに | Autocar報じるところによると、マクラーレンの「アルティメットシリーズ」は今後「アルファベットと数字」ではなく「名前」を持つことになる ...
続きを見る
マクラーレン「アルトゥーラ」はどんなクルマに?
そして気になるのがこのアルトゥーラの詳細。
これまでに出てきた情報を総合するに、エンジンはV6ツインターボを採用し、小型軽量なハイブリッドパワートレーン(+30~40kg)を組み合わせることで従来のV8ツインターボエンジン同等のパフォーマンスを実現することになりそう。
さらにこのアルトゥーラはエレクトリックモーターのみでも一定距離(30km前後)を走行できるとされ、となるとモーターはトランスミッションに組み込まれることになるのかも(フロントのみにモーターを装着し、エレクトリックモード時に”FF”になるとは思えない。3モーターの可能性もあるが、アルトゥーラはエントリークラスに位置すると言われるのでトランスミッション内の1モーター路線か)。
-
マクラーレンが新型ハイブリッドに採用するカーボン製プラットフォーム公開。「車体重量はガソリン車の+30〜40kg以内にとどめる」
| マクラーレンは「スポーツシリーズ」をハイブリッドへと置き換える計画を持っている | マクラーレンが新しいハイブリッドエレクトリックスーパーカーに使用するカーボン製プラットフォームを公開。このプラッ ...
続きを見る
マクラーレン・アルトゥーラのデザインも判明
そしてこのアルトゥーラと思われるデザインもパテント画像から判明していて、これを見ると「GT」に近い路線を持っており、そこで600LTっぽいディティールを追加したようにも。
さらには偽装つきながらも公式にてプロトタイプも公開されており、おおよその雰囲気は掴むことが可能といった状態です。
なお、このアルトゥーラは570S/540C等を擁する「スポーツシリーズ」の後継という話もあり、スポーツシリーズとの入れ替えとなるのか、それとも併売となるのかは謎のまま。
価格においても注目したいところですね。
-
マクラーレンの新型ハイブリッドカー特許画像がリーク!570Sに「GT」「600LT」の要素をプラス
| マクラーレンは「徐々に変化」してゆくようだ | さて、マクラーレンは「新型ハイブリッドスポーツ」のティーザー画像を公開していますが、今回はカーメディア、Automobileによってマクラーレンが出 ...
続きを見る
マクラーレン「アルトゥーラ」のティーザー動画はこちら
あわせて読みたい、マクラーレン関連投稿
-
【今日のニュース】「今後アウディがベントレーの管理を行う」「メルセデスはEV/HVにおいてもポルシェに対抗」「マクラーレンの新型HVは新シリーズ、600馬力」
| フォルクスワーゲングループの内部は11月に大きな変動がありそうだ | さて、いくつかのニュースをまとめてお届けしたいと思いますが、今回の内容としては「アウディがベントレーを直接コントロールする」「 ...
続きを見る