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ブガッティが60台以上集まり、創業者の実家など「聖地巡礼の旅」に出る!地元には「ブガッティ・アルザス協会」「ブガッティ・アルザス騎士団」が存在している

2022/09/21

ブガッティが60台以上集まり、創業者の実家など「聖地巡礼の旅」に出る!地元には「ブガッティ・アルザス協会」「ブガッティ・アルザス騎士団」が存在している

| ブガッティは地元では大きな尊敬を集めている |

その参加車は世界中から、そして多くはクラシックモデルとともに参加

さて、ブガッティ創業者、エットーレ・ブガッティの誕生日は9月15日だそうですが、それにあわせてブガッティとブガッティ・アルザス協会(EBA)が「ブガッティ・フェスティバル」を開催。

このイベントにおいては、56台のヴィンテージ・ブガッティと5台のブガッティハイパースポーツカーがモルスハイムに集まり、その後エットーレ・ブガッティが眠るドルリスハイム墓地を訪れたとされ、この「56台のヴィンテージ・ブガッティ」というのは驚くべき数字であり、現代のヴェイロンやシロンのオーナーが、自身の持つヴィンテージ・ブガッティにて参加したものだと思われます。

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これほどのヴィンテージ・ブガッティが揃う機会はまたとないだろう

そしてこれらブガッティは(ブガッティ本社のある)アルザス地方を巡るドライブツアーに出かけることになりますが、1909年にエットーレ・ブガッティがここにブガッティを設立した際、まさか100年以上の時を超え、これだけのブガッティがこの地を走るとは思っていなかったのかも。

集まったヴィンテージ・ブガッティにはタイプ13、タイプ35、タイプ44、タイプ49、タイプ57、タイプ101等が見られ、これらが現代でもまだ「走れる」ということにも驚かされますね。

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このツアーではモルスハイムにあるエットーレ・ブガッティが住んでいた家「シャトー・サン・ジャン」を訪れ、ここで朝食会に参加した後、アルザス地方とヴォージュ山脈の様々な風景や道路を走行。

その後はモルスハイムにあるジェスイット公園に集まってこれらの貴重な車両が一般に公開されたほか、モルスハイム市街のパレードやコンテストが行われ、ブガッティのCEO、クリストフ・ピオション氏が審査員となってトロフィー・フォンダシヨン・ブガッティ賞などが授与されることになりますが、このトロフィーはブガッティに使用されている材料、そしてラリック製のクリスタルで飾られていたようですね。

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ブガッティは地元モルスハイムの誇りでもある

その他の賞としてはブガッティのロイヤルカスタマーに贈られる「トロフェ・ラリック」、ブガッティ・アルザス最優秀賞、トロフェ・カル・ポワンヌ、国際最優秀参加賞などがあり、多くの参加者が楽しめるよう配慮されていたようですが、新規参加者には今後もこのイベントに参加してもらえるようにブガッティ・アルザス騎士団(そんな騎士団が存在するとは・・・)から賞品が贈られた、ともレポートされています。

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ちなみにこのイベントは今年で39回を迎えるそうですが、内容を見るとブガッティ・アルザス協会、ブガッティ・アルザス騎士団、そして地元の様々な団体や人々の厚い支持のもとに開催されているようで、ブガッティがいかに地元の人々から誇りに思われ、愛されているかがわかりますね。

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ブガッティ・オトモビルのクリストフ・ピオションCEOはこのイベントの開催にあたり「モルツハイムをブガッティの故郷と呼ぶのは、本当の意味でのブガッティなのです。ブガッティはここで手作りされていますが、それ以上に深いつながりがあるのです。モルツハイムを訪れることは、ブガッティブランドの愛好家にとって巡礼の旅のようなものであり、この旅を始めた人物と、その歴史を刻んできたクルマたちに対する理解を深めてくれるものなのです。ブガッティ・フェスティバルを支援し、ブガッティの故郷であるアルザスを維持することで、この遺産を継承できることを誇りに思います」とコメント。

そしておそらく、クリストフ・ピオションCEOの目指すとおり、このイベントの規模は年々大きくなってゆくのかもしれませんね。

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参照:Bugatti

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