ブガッティがドバイに建設する「超高級タワマン」の概要を公開！最近はこういった直線を使用しない、有機的な建築物が一つの流行でもあるようだ

｜　この特異な外観はひとつのランドマークとなりそうだ　｜

いったいどれくらいの価格で販売されるのか気になって仕方がない

さて、先日お伝えした「ブガッティのタワーマンション」プロジェクトがついに正式に公開。

ただし現時点では完成したタワマンが公開されたわけではなく、あくまでも「計画の全容がアナウンスされた」にとどまっていますが、これについてブガッティは以下のように述べています。

ブガッティ・レジデンス・バイ・ビンガッティは、世界初のブガッティ・レジデンスとして、ドバイのビジネスベイという一等地に位置しています。この2つのブランドのコラボレーションは、比類なき卓越性を実現するシナジーを描くことを目的としています。ブガッティとビンガッティのコラボレーションプロジェクトは、両ブランドの豊かで多様な創造的遺産を生かし、その核となるのは、独特のファサードと複雑にデザインされたインテリアを備えた、細部までこだわった構造です。落ち着いた色調のハイパーフォルムは、街の賑やかなエネルギーと並置され、大都市の中心にある隠れ家となります。

ブガッティのタワーマンションはこんな建築物

ブガッティ・レジデンス・バイ・ビンガッティ（名称がややこしいが、ビンガッティというのはブガッティの現地のパートナーで、ビンガッティが現地でのビジネスを引き受ける）は、「ブガッティの象徴的なブランド要素とラグジュアリーデザインの革新性を反映し、これらの価値とビンガッティの専門知識を融合させ、驚異的な建築の傑作を作り上げた」といい、その外観はまさに「有機的」。

ここ最近の（とくにドバイにおける）傾向として、こういった「直線を用いない」建築物が一つの流行となっているようにも思われ、今後ドバイではこういった建物が増えてゆくのかもしれません。

そしてこういった建築物が増えると都市景観も一変しそうであり、それもまたドバイの一つの特徴、そして観光上の目玉にもなりそうですね。

ブガッティ・レジデンスは全182戸

そしてこのブガッティ・レジデンスには、171戸のリビエラ・マンションと11戸のスカイ・マンション・ペントハウスがあるといい、それぞれがオーダーメドのレイアウトを持つというので、これから受注活動を行い（実際にはもうスタートしているものと思われる）、受注内容に従い内装の設計を行うものと思われます。

もちろんこのブガッティ・レジデンスの各部屋はすべて「数億円〜数十億円」という価格だと思われますが、その価格帯で全182戸も用意するというのはさすがブガッティ。

「そんなに売れるのか」という疑問はあるものの、そういったぼくの疑問とは裏腹に、今頃は申込みが殺到しているのかもしれません。

ブガッティ・レジデンス1号棟には、リビエラをイメージしたビーチ、プライベートプール、ジャグジースパ、フィットネスクラブ、シェフズテーブル、プライベートバレー、プライベートメンバークラブ、ガレージからペントハウスへのカーリフト2基などの設備も用意されているといい、つまりペントハウスには「自分のブガッティごと部屋に行ける」わけですね。

もちろんリムジンサービスやコンシェルジュサービスなども用意されるといいますが、居住者は比類なきラグジュアリーを体感できることになりそうです。

ブガッティ・レジデンス各部屋は「比類なきクラフトマンシップと、豪華さの新たな基準となる極上の仕上げ」が中心となっており、芸術的な生活を遅れるようにデザインされるそうですが、ペントハウスと邸宅の両方が「現在考えうる世界最高級の素材」を使用した広々としたリビングエリアを持ち、さらにはブガッティとビンガッティの卓越したデザインを反映し、快適性、機能性、エレガンスをシームレスに融合させている、と紹介されています。

来年にはフェラーリ本社、ランボルギーニ本社を訪問しようと考えていますが、その際にはドバイを経由することを計画しており、その際には現地のスーパーカー/ハイパーカーディーラーに加え、高級車ディーラー、そしてこういった「ドバイならではの」建築物も見てくることができればと考えています。

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参照：Bugatti