| クーペ同様のアグレッシブなスタイリング |
イタルデザインが自社ブランドにて発売するスーパーカー「ゼロウノ」のオープン版、「ゼロウノ(ゼロウーノ)・ロードスター」のレンダリングが公開に。
実車の発表はジュネーブ・モーターショーにて行われる予定ですが、デザインそのものはクーペを踏襲していることがわかります。
イタルデザインが新型スーパーカー「ゼロウノ・ロードスター」発表。価格は2億円以上?
ルーフは「取り外し」式?
ゼロウノ・クーペと異なるのはもちろんオープンとなること、そして運転席後部が「トンネルバック」となること。
これは「フェラーリ488GTBとフェラーリ488スパイダー」におけるデザイン変更によく似ていますが、このゼロウノ・ロードスターの場合はトップを格納するスペースが(リアに)無いようにも見えます。
ゼロウノ・クーペはランボルギーニ・ウラカン/アウディR8をベース(ディメンションからするとアウディR8のほうが近い)としており、そしてゼロウノ・ロースドスターはウラカン・スパイダー/R8スパイダーをベースにしていると思われますが、画像を見るとウラカン・スパイダー/R8スパイダーに比べてリアデッキが低く、見た感じではここに「ルーフを電動で格納するのは難しい」と思われるため。
よって、ゼロウノ・ロードスターについてはそのルーフは「取り外し式」だと思われ、取り外したルーフは座席後部など車体のどこかへ収納することになりそう。
ただしゼロウノ・ロードスターの生産数(わずか5台)や使用される環境を考えた場合、これはデメリットになるとは考えにくく、むしろ「構造が簡易で軽量」なため、オープン化したとしてもパフォーマンスに与える影響は軽微と言えそう。
↓こちらはクローズド(クーペ)モデル
ウラカン/R8の場合、オープン化によって補強や電動ソフトトップ格納機構を追加した結果、0-100キロ加速は「+0.2秒」となっており、しかしゼロウノの場合はオープンモデルでも加速はクーペ同様の数値となるかもしれませんね。
なお、このゼロウノ・ロードスターの価格は2億7000万円くらいとされ、クーペと同様に、外装デザインはエアロパッケージ含めてカスタム可能と思われます(クーペモデルのリアウイング形状が複数あるのはそのため)。
今年はイタルデザインの創業50周年にあたりますが、このゼロウノ・ロードスターはその「記念モデル」として位置づけられるようですね。