| スポーティーでスタイリッシュ、新世代のQ3登場 |
アウディがティーザーキャンペーンののち、新型Q3をついに発表。
A1でも採用された新しいデザイン言語を身にまとっており、A1とともに「脱”金太郎飴”」の旗手といった印象です。
細部のデザインは先に発表された「Q8」と同じくブランド共通のデザイン言語を持ち、しかし全体的なイメージは「Q3ならでは」のものとなっているようですね。
詳細についての公表はまだありませんが、おそらく上の画像は「S-line」。
先日発表されたTTでも、S-lineのイメージカラーは明るいブルーが用いられており、デザイン面では「金太郎飴」から脱却しながらも、ボディカラーにてイメージの統一を図ってゆくのかもしれません。
今後おそらくは、「Q」シリーズについてはメタル調の鴉天狗風グリルフレーム+縦方向が強調されたルーバー、S-lineにはシルバーのグリルインサート(グリル左右内部に、縦方向に長い加飾を持つ)が与えられ、「S」モデルについてはグロスブラックのアクセントが選択できるようになるものと思われます。
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Q3の全長は大きく伸長
ボディサイズは現行モデルよりも拡大し、全長では+9.65センチ、ホイールベースは+7.6センチ。
これはおそらく中国市場への配慮だと思われますが、これによって室内空間は相当に広くなっているものと思われます。
なおホイールは17/18/20インチの選択肢があるようですね。
こちらは標準(S-Lineではない)仕様と思われるQ3ですが、フロントバンパー下にはロックガードっぽいデザインも。
これはこれで「アクティブ」な印象を受け、新型Q3は仕様やオプションによって様々な表情を見せてくれそう。
エンジンについては北米の場合、2リッターターボ一本のみのラインアップで、出力は190馬力/230馬力とが用意され、トランスミッションは7速Sトロニック、駆動方式は4WD(クワトロ)のみ。
なお、ドライブモードの選択肢は6つにまで拡大し、「オート」「コンフォート」「ダイナミック」「オフロード」「エフィシェンシ」「インディビデュアル」。
新型Q3では大きくデザインの転換が図られ、前後フェンダーが盛り上がり(そう見えるようにプレスラインが設けられている)、サイドウインドウ面積が狭く、そしてCピラーが太く、リアウインドウの傾斜が緩くなり、見た感じ「かなりスポーティーに」。
これはアウディのみに限ったことではありませんが、各社がSUVを発売し始めた頃はSUVに対するデザイン的経験値が十分ではなかったのか「どれも同じような」雰囲気を持っていて、しかしモデルチェンジを経るについてそれぞれの個性が出てきて、かつ「SUVでもスタイリッシュに見せる」技術が確立されてきたようにも感じます(そうなるとますますスポーツクーペを購入する理由がなくなる)。
具体的には全長を最大限に長く見せ、ノーズを長く取り、ウインドウ面積を縮小し、Cピラーを太く、リアウインドウの傾斜を緩くというのが主な手法のようですが、BMW X2、マセラティ・レヴァンテ、アルファロメオ・ステルヴィオ、マツダCX-5あたりがもっともうまくSUV」をデザインしてるんじゃないかと思えるメンツ。
↓この角度はかなりカッコイイ
新型Q3の内装もQ8風の先進的でクリーンなデザインへ
なお、新型Q3のインテリアも先代から大きく変更された部分で、やはりQ8の影響が色濃く見られるところ。
ただしモニターの構成はよりシンプルで、おなじみ12.3インチバーチャルコクピット、そして10インチのインフォテイメントスクリーンという構成。
もちろんアップルカープレイ、アンドロイドオートにも対応しています。
新型Q3について、日本での発売や価格についてアナウンスはないものの、本国では秋からショールームへの配備が始まる、とのこと。
VIA:AUDI