アウディがこっそりバッジの仕様を変更。フォント更新に加え、これまでS/RSモデル専用だった「プログレッシブレッド」が通常モデルにも用いられる

Image：Audi

｜　現在、各自動車メーカーとも様々な形でエンブレムやバッジを変更中　｜

今後、自動車のデザインやグリル形状が変わってゆくにつれ、さらにエンブレムは変化を続けるだろう

さて、BMWは「M」「モデル名」を示すバッジの変更を行っていますが、アウディもここ最近発表されたニューモデルにて”こっそり”変更を行っていることが明らかに。

上の画像は新型A5のモデル名バッジですが、モデル名の左に「これまでRSモデル専用であった」ひし形の”プログレッシブレッド”が設けられていることがわかります。

ちなみにこれまでのバッジはこんな感じなので、その差異がわかろうかというものですが、シリーズ名と数字とのバランス、そしてフォントにも変更があるようですね。

まだまだアウディは新しい「法則」を模索中？

なお、このプログレッシブレッドは今まで「S」「R」「RS」モデル専用であったのですが、新しいバッジに使用されるプログレッシブレッドは従来のRSモデルともその配置がやや異なるもよう。

ちなみにですが、アウディは直近で発表したQ8、A3でもバッジの変更を行っており、しかしQ8とA3では「S」モデルにならなければこのプログレッシブレッドが用いられず、よって標準モデルでこのプログレッシブレッドが採用されるのはA5が「初」かと思われます。

なお、アウディは現在命名法則の変更を行っており、「55 TFSI」や「40 TDI」のようなややこしい名称を廃止してシンプルな名称とすること、そして奇数は内燃機関搭載モデルに、偶数はピュアエレクトリックモデルに使用することについても言及済み。

ただしここ最近のニューモデルであるA3、A5、Q8の間でもバッジのデザインにやや相違があるところを見ると、アウディはまだまだ新しい方法について模索中なのかもしれません。

そのほかにはこんなバッジの変更も

上で触れた通りBMWも現在「バッジ」についての変更を行っており、XM以降、Mモデルの中でも一部（コンペティションなど）グレードには「縁取り」がつくように。

そしてシリーズ名についても文字サイズのバランス、フォントに変更が生じています。

ポルシェは「ターボ」のみエンブレムやバッジのカラーを”ターボナイト”へと変更することを発表していますが・・・。

先日発表された新型パナメーラ ターボS Eハイブリッドではモデルネームが「段付き」に。

この仕様は918スパイダー発表時に「ハイブリッドであること」を示すためにアシッドグリーンのアクセントとともに採用されたものですが、今後ポルシェはこの意匠を様々な方法にて活用してゆくのかもしれません。

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