価格はBMW X7とロールスロイス・カリナンとの中間に
BMWが「X8」を発売したらこうなる?というレンダリングをX-TOMI DESIGNが作成して公開。
BMWはX7を発売したところですが、X8発売のウワサもあとを絶たず、「近いうちに発売するのでは」とまことしやかに囁かれています。
超高級SUV市場はまだまだ伸びる?
なおBMW X7の価格はアメリカで1400万円ほどですが、X8が発売されればこれを大きく超えることになるのは間違い無く、ロールスロイス・カリナンとまではゆかずとも、ベントレー・ベンテイガ程度の価格になるのでは、とも言われます。
現在ジャーマンスリーの動きについては各メーカー間で大きく差異が出ていて、メルセデス・ベンツはFFモデルを拡充してブランドの若返りを睨む一方、BMWは8シリーズやX7の発売など「上位モデル」を投入することで高価格化を推し進めています。
その意味ではBMWが「X8」を発売するというウワサは真実味を帯びているように思えますが、すでに「G09」というコードネームが与えられ、開発が進んでいるという話も。
BMWでは「奇数」がセダン、「偶数」がクーペという大まかなセオリーがあり、よって「X8」もそれに従うと「クーペ」ということになるものの、仮にクーペボディを持つとしても大人4人がゆったりと座れるだけのサイズを持つとされており、とにかく大きなクルマとなるのは間違いなさそう。
なお、ちょっと前までは「3000万円クラスのSUV」というのはその市場自体が存在するとは思えませんでしたが、現在では「ランボルギーニ・ウルスの納車が2年待ち」といった感じで「実は買う人がけっこういた」ということも立証されています。
よってBMWが狙うのは「この層」だとも考えられ、SUVはどんどん高額化してゆくことになり、しかし今やサルーンにおいて「高級な」モデルを発売しようとも販売が伸びるとは思えず、よって「単価を上げるには高級SUVしかない」のかもしれません。
一方でジャーマンスリーの一角を成すアウディは「ホルヒ」なる新ブランドを設立し、これをもって「マイバッハ」に対抗しようというウワサもありますが、BMWはこの新ブランドや「マイバッハ」に該当するような高級ブランドを持たず(BMWはブランドを増やすのに積極的ではないため)、これはちょっと不利なところでもありますね。
VIA:X-TOMI DESIGN