| 意外と実現性は高いんじゃないかと考えている |
レンダリングアーティスト、Khyzyl Saleem氏が「マツダRX-7スピードスター」のレンダリングを公開。
これは文字通りルーフをチョップして短いフロントスクリーンを取り付け、リアセクションにスピードスターカバーを取り付けたもの。
なお、一般に「スピードスター」とは速さ(運動性能)を第一義に考え、よって車体上部にある重たいものを全部取り払い、その中にはフロントウインドウも含まれるという、潔いクルマのことを指すようです。
古くは「ポルシェ550スパイダー」がよく知られますが、最近だとフェラーリ・モンツァSP1/SP2、マクラーレン・エルヴァ、アストンマーティンV12スピードスターといった例も。
最近では「レンダリングが現実」に
なお、このKhyzyl Saleem氏は自らを「コンセプトアーティスト」と称しており、当初はサイバーパンクなレンダリングを公開。
つまり現実とは接点がない「仮想世界」を描いていたわけですが、最近ではリアル世界のチューナーたちも同士のコンセプトに賛同するケースが増え、実際に同士がデザインしたランボルギーニ・ウラカンがSEMAショーにて展示されたことも。
自分の描いた”理想のクルマ”のイラストが現実に!新しいカスタムの潮流となりそうな「もしも系レンダリングと実車のコラボ」。そのアーティストの作品を見てみよう
よって、この「マツダRX-7スピードスター」もレンダリングだけで終わらない可能性があり、もしかするとどこかアメリカ西海岸あたりのショップがこれを再現する可能性もありそうです。
ちなみに「ちょっとフロントウインドウが大きい」ロードカーっぽいバージョンも。
Khyzyl Saleem氏は日本びいきのように見えますが、この「岡山334 ね71-17」というナンバープレート(現実にいそう)を多用していますね。
こちらはクローズドボディとなりますが、一層過激なスタイルです。
こちらが同氏のインスタグラムでの投稿。
リアウイングのバランスが絶妙であり(ウエッジシェイプを強調)、RX-7のヌルリとしたデザインがさらにクラシカルなイメージを演出しているように思います。
もし実現する際には、ぜひ「ディヘドラルドア」を採用してほしいところですね。
なお、ホイールはBBS LMっぽいデザインですが、リムはディープ、そして「すり鉢状」。
フロントウインドウあり、そしてウイングレス。
ずいぶん雰囲気が変わりますね。
こちらは「パイクスピーク」ヒルクライム参戦車両っぽいデザイン。
フェンダーミラーが泣かせます。
こちらもやはりヒルクライムレーサーっぽく、しかしより現代的なデザインを持つようですね。
サバンナRX-7。
族車っぽいような、未来っぽいような雰囲気も。
過激なチューンが施されたロードスター。
超コークボトル的な(最近はこの表現を見なくなったな・・・)レクサスRC。
「ワイルド・スピード」に登場した、ヴェイルサイドのエアロキットを再現したRX-7。
超ワイドボディキット装着のトヨタGRスープラ。
今風に蘇ったBMW M3(E30)。
こちらもどこかのショップが再現しそうなデザインを持っていますが、ヘッドライトまわりのデザインが秀逸。
BMW 3.0CSL”バットモービル”をさらにバットモービルっぽく。
BMW M1をレトロフューチャーに。
ホイールはオリジナルデザインを反映させたまま「ディープ」となっているところがいいですね。
VIA:Khyzyl Saleem