インドの限定BMW 2シリーズに「セルフレベリング機構」つきホイールキャップが装着！ホイールと一緒に回転せず常に「BMW」の文字が上を向く

｜　ロールスロイス、ミニ（オプション）にこの機構が採用されているのは知っていたが　｜

さらにはフォルクスワーゲンも導入済み

さて、BMWのインド法人が2シリーズ・グランクーペの特別仕様車「220iブラックシャドウ」を発売し、その装備がちょっとおもしろいと話題に。

今回話題となっているのは「ホイールセンターキャップ」で、これは「セルフレベリング機構」つまり、ホイールがどう回転しようともBMWのエンブレム（プロペラマーク）がちゃんと正しい方向を向き、「BMW」の文字が上に位置するというものですが、正直なところBMWのプロペラマークは「回転してナンボ」「どの方向を向いていても、そんなに問題はないんじゃないか」と思ったり。

BMWグループでは「セルフレベリング・ホイールセンターキャップ」がちょっとした流行

なお、このセルフレベリング・ホイールセンターキャップはロールスロイスに装備されるデバイスとして有名ですが、その後BMWはミニにもこれを設定（ロールスロイス、ミニともにBMWグループに属している）。※ミニの場合はフローティングセンターキャップと名付けられている

そしてついにBMWにも設定されたということになりますが（実は以前から存在したのかもしれない）、これでグループすべてのブランドがセルフレベリング機構付きホイールセンターキャップを持つに至ったわけですね。

BMWの場合、単体でのオプション価格についてはわかりませんが、フォルクスワーゲンだと22,000円くらいにて販売されており、けっこうな額といえばけっこうな額なのかもしれません（ただ、ポルシェのカラーエンブレム＝クレストつきセンターキャップはセルフレベリング機構がなくても3万円くらいするので、22,000円でも高くはないのかもしれない）。

BMW 2シリーズ・グランクーペ・ブラックシャドウはこんなクルマ

そしてこの2シリーズ・グランクーペ・ブラックシャドウですが、インドのチェンナイにあるBMWの工場で生産されるといい、限定台数はわずか24台。

特別装備の内容としては、主にBMWインディビデュアルにて用意されているオプションが付与されることになり、ブラックメッシュグリル、ブラックサイドミラーキャップ、ブラックMパフォーマンストランクリッドスポイラーなどが含まれるハイグロス・シャドー・ライン・パッケージ、そしてブラッククローム仕上げのテールパイプが装着されています。

ボディカラーはブラックサファイアもしくはソリッドのアルピンホワイトの二色が用意され、現地での販売価格は4350万ルピー（桁がスゴいな・・・）とのこと。※約640万円くらい

なお、こういった「ブラック」がテーマの特別仕様モデルはBMW各地の法人が独自に設定することも多く、日本や中国には「ブラックファイア」、さらに日本だと「ダークシャドウ」エディションが投入されています。

もちろん他の自動車メーカーでも「ブラック」仕様のスペシャルモデルがいくつか追加されていますが、メルセデス・ベンツやポルシェといったドイツのメーカーに（ブラック仕様が）多いのかもしれません。

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