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新型BMW X3の公式フォトと思われる画像がリーク。キドニーグリル内部のデザインが「某社のPCケースに似ている」として話題に

新型BMW X3の公式フォトと思われる画像がリーク。キドニーグリル内部のデザインが「某社のPCケースに似ている」として話題に

| BMWは「もっとも売れている車種の一つ」であるX3にずいぶん大胆な変更を加えてきた |

それでもジャンボキドニー人気に乗って新型X3は大きな人気を得るかもしれない

さて、SNSにて新型BMW X3の画像がリーク(現在、最初に情報を公開したアカウントでは画像を削除済み)。

これまでにも数々のスパイフォトやスパイビデオが登場していますが、おそらく公式フォトと思われるリークは「初」だと思います。

雰囲気としては先日発表された新型1シリーズに近く、しかしフロントグリルは「連結」ではなく「分離型」、そしてやや大きめです(このあたり、どうやってBMWが区別をつけ、使い分けているのかがまだわからない)。

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新型BMW X1は全体的にはフラッシュサーフェスに

そして新型X1のボディラインを見るに、これまでのBMWとはやや異なってエッジや段差が少なく、全体的にフラッシュサーフェスに近くなったようにも(その意味ではメルセデス・ベンツのデザイン言語、官能的純粋に近い)。

ディティールを見てゆくと、やはりフラッシュマウントされたドアハンドル、新型X1や1シリーズ、5シリーズにも通じるヘッドライト、そしてXMに近い形状を持つキドニーグリルの形状などが目を引くところ(今後、SUVラインアップのキドニーグリルはXMっぽくなってゆくのかもしれない)。

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フロントバンパーは滑らかな形状を持ち、両脇には縦型のスリムなエアカーテン、そして中央にはシルバーのトリムが付与されたインテークが設けられ、そして注目すべきはグリル内のスラット。

これは新型1シリーズと同様ですが、iサーキュラー・コンセプトやノイエクラッセ・コンセプト同様に「縦と斜め」のラインを組み合わせたもので、しかしこれはフラクタル・デザインのPCケースに「そっくり」だとして話題に。

たしかにこうやって見るとよく似ていますが、上述の通りBMWは過去のコンセプトカーでもこのスラットを採用しており、「偶然の一致」なのだと思われます。

新型BMW X3に搭載されるエンジンは既存ラインアップを継続

なお、新型X3のエンジンラインアップは現行を引き継ぐと見られており、グローバル市場には、20d xDriveと20xDrive、30 xDrive、30e xDrive、パフォーマンス重視のM50 xDrive投入されるものと思われ(新型1シリーズ同様、ガソリンモデルからは”i”が外れることになりそう)、そしてハイパフォーマンスバージョンのX3 M、ノイエクラッセ専用プラットフォームを採用するiX3が後日追加されるものと思われます。

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新型BMW X3の生産は8月に開始されると推測されますが(2033年までの継続が決まっているという報道も)、X3はBMWのラインアップの中では「最も売れている」一台であり、そのクルマに対してけっこう大胆な変更を行ってきたこと、大きなキドニーグリルを用いてきたことには要注目。

というのも、BMWは「不特定多数の人に向けた一般的なモデルには普通のキドニーグリルを採用する」とコメントしていたためで、よってこの新型X3ではまたまた議論を巻き起こすこととなりそうですが、過去の例からすると、「大きなグリルを持つモデルのほうが売れている」ということもあり、もしかするとこの新型X3は爆発的ヒットとなるのかもしれません。

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