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BMWが新型X3を発表。その路線は大きく変わって「クリーンな未来志向」へ、将来のBMWを示唆する要素が内外装に多数盛り込まれる

BMWが新型X3を発表。その路線は大きく変わって「クリーンな未来志向」へ、将来のBMWを示唆する要素が内外装に多数盛り込まれる

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| 内外装ともに「ノイエクラッセ」にも通じるクリーンなラインへ、そして再生素材の使用も拡大 |

とくにインテリアはほかのBMWにはない新しい意匠と機能が採用に

さて、BMWは今年に入って相次ぎ3シリーズと4シリーズ、M3/M4、2シリーズクーペ/M2のリフレッシュ、さらには1シリーズのモデルチェンジを行っていますが、今回はBMWにとってもっとも売れているモデルの一つ、X3をリニューアルしたと発表。

新型X3は新しいハイブリッドパワートレイン、最新のインフォテインメントシステム、斬新な内外装デザインを特徴とし、本国だとX3 M50 xDrive(公式フォトではベージュの個体)、X3 30e xDrive(ブルーの個体)、X3 20 xDrive(シルバーの個体)の3モデルが発売されます。※のちにディーゼルモデルも追加予定

なお、最新の命名法則に従ってガソリンエンジン搭載車からは「i」の文字が消えており、MパフォーマンスモデルにはMバッジが装着されています(ただしロワーグリルではなくキドニーグリル内である)。

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BMWの「Mバッジ」に異変?MモデルのみではなくMパフォーマンスモデルにも付与され始め、M240iではキドニーグリルではなくアンダーグリリに装着される
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そのスタイルは「XM」風に

上述の通りX3はBMWにとって「ドル箱」のひとつではありますが、その人気モデルに対し「大胆な変更」を加えたことは特筆に値し、つまりBMWはかなりの冒険を行っています。※BMWは調子が良いモデルほど大きく変革してくる傾向がある

全体的なデザインは(おそらく)次世代EV、ノイエクラッセに近いシンプルでクリーンなデザインに、そしてキドニーグリルは物議を醸している「XM」風に。

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BMW XMにピンチ。直近でまったく売れなくなり、北米ではなんと最大390万円の値引きとともに新車が売られる。ちなみにボクはXMを高く評価しており、安く買えるのであれば手に入れたい
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X3 M50 xDrive には電動化(48Vマイルドハイブリッド)された 3.0リッター直列6気筒ターボ エンジンが搭載され、これはシステム合計では398馬力を発生します(0-100km/h加速は4.6秒)。

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X3 30e xDriveだと2.0リッター 4気筒エンジン+PHEV(299馬力)、X3 20 xDriveでは48ボルトのマイルドハイブリッド システムを備えたターボチャージャー付き2.0リッター4気筒エンジン(197馬力)というパワートレーンが採用され、いずれもトランスミッションは8速ATです。

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その外装デザインはBMWはいわく「わずか数本のラインで構成されたシンプルなもの」で、ボディサイズは全長4,755ミリ、全幅1,920ミリ、全高1,660ミリ。

これは従来型X3に比較して34ミリ長く、29ミリ広く、25ミリ低い数値となっており、つまり「ワイド&ロー」なスタイルへ(トレッドも広げられているので、視覚的な安定感が増している)。

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キドニーグリルにはフレームが光る「アイコニックグロー」が内蔵され( X3 M50 xDriveには標準装備、他モデルではMスポーツパッケージPro装着時)、モデルによって内部構造の差異はあるものの、1シリーズ同様に「直線と斜めの線」を組み合わせた最新のパターンが導入されることに。

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デイライトランニングランプ、ウインカー、テールランプのデザインモチーフはすべて「L字」です。

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ボディカラーには新色「デューングレーメタリック(おそらくこのベージュのような色)」が追加され、これ以外にもソリッドカラー1色、メタリックカラー8色のほか、パーソナリゼーションプログラム「インディビデュアル」ではマットマラーやカスタムペイントも指定可能(ただし生産工場によって異なり、北米スパータンバーグ工場の生産だとこれら特別塗装色は17色しか選べない)。

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標準にて装着されるホイールは(グレードによって)18~19インチ、そしてオプションでは21インチまでを選択可能だとされ、オプションのMスポーツパッケージ Proを選択するとレッドにペイントされたMスポーツブレーキへとアップグレードがなされます。

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新型BMW X3のインテリアは他モデルよりも「一歩先」へ

新型BMW X3のキャビンは、機能性とスペース、そして個性的なスタイルをバランスさせており、最新のBMWに共通するBMWカーブ ディスプレイ、BMWインタラクションバー、フラットボトムステアリング ホイール、新デザインのギアセレクターレバーを持ち、しかし特筆すべきはダッシュボード、センターコンソールとドアトリムに用いられたアンビエントランプ(もはや目立ちすぎてアンビエントの域を超えている)。

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現在この機能については詳細が解説されていないものの、これもノイエクラッセに採用される「パノラミックヴィジョン」の簡易版かつプレビューのような役割を果たすのかもしれません。※ここまでのものではないが、最新のBMWではダッシュボード(中央エアコン吹き出し口あたり)に新しいアンビエントランプが追加される傾向にある

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BMWがノイエクラッセに採用する「パノラミック・ビジョン・システム」の動作を動画にて紹介。ヘッドアップディスプレイとARを組み合わせてSF的な表示が可能に
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そのほか、新型X3には新設計の電動調節式ヒーター付きスポーツシートが標準装備され、表皮に使用されるのはエコレザーの「Econeer」、そしてクッションには再生素材(オプションでメリノレザーも選べる)が使用されるなど、最近のBMW X3らしいサステナビリティが追求されているようですね。

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マクラーレン
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参照:BMW

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