スマートが「ビジョンEQコンセプト」を公開。
スマートはメルセデス・ベンツと同じ「ダイムラー」グループに属しますが、そのメルセデス・ベンツが展開するEVブランド「EQ」という名称が与えられています。
メルセデス・ベンツはこの「EQ」」について、EVのみではなく「ハイブリッド」モデルにも「EQ」の呼称を与えており、ダイムラー傘下にて幅広く「エレクトリック=EQ」という展開を進めるのでしょうね。
この「スマート・ヴィジョンEQコンセプト」は、スマートのコンセプトでもある「アーバンモビリティ」を更に進化させたもので、完全自動運転の電気自動車という仕様。
個人での所有というよりは「公共での使用」つまりカーシェアリングを想定したものとなっています。
↓スマートフォンで車を呼び、その場に到着したら挨拶。「Hey,Kate」。※周りに人が多いと、ちょっと恥ずかしいかもしれない
smart vision EQ fortwo smart vision EQ fortwoもちろん無人での走行も可能。
smart vision EQ fortwo smart vision EQ fortwo人が運転することを想定していないので、車内には一切のコントロール用デバイス(ステアリングホイールやアクセル、ブレーキなど)は”無し”。
情報の確認などは車内に備えられた24インチディスプレイにて。
こんな感じで充電(ワイヤレス?)。
おそらくバッテリー残量が少なくなると、ルンバのように自分で充電しに「戻ってくる」のだと思われます。
車のコントロールは車を呼んだ人のスマホにて。
行き先を告げたり入力するだけであとは自動で目的地まで向かいます。
なお、この「全部透明」なスマートフォンは中国のメーカーが「実用化した」と発表したものの、未だに実機(デモ機)は存在しないようです。
ドアの開き方も未来的。
これもちょっと人混みの中で乗降するには恥ずかしいかもしれません(しかし、これが”普通”に感じられる未来がきっとやってくる)。
歩行者にもフレンドリー。
「お先にどうぞ」。