メルセデス・ベンツがフェイスリフトを受けた新型Sクラス・ファミリーにプラグインハイブリッドモデル「S560e」を追加。
367馬力の3リッターV6エンジンに90馬力を発生するエレクトリックモーターを組み合わせたものとなっています。
なおモーターはトランスミッション（9Gトロニック）へとパワーを伝達することになり、他の車のように「独立してフロントタイヤを駆動する」方式ではないようですね。
メルセデス・ベンツS560eはエレクトリックモーターのみでも走行が可能で、その場合の航続可能距離はおよそ50キロ。
バッテリーが搭載されるのはトランクになりますが、バッテリーの性能向上によって小型が可能となり、先代モデルに比べるとトランク容量は395リッターから410リッターに拡大している、とのこと。
充電はリアバンパーに設置されたソケットから行い、メルセデス・ベンツは以前にBMWともども「非接触式（ワイヤレス）」充電デバイスを発表しており、それを設置できるのであれば充電のわずらわしさからも解放されることになりそうです。
他に追加された機能だと「ECOアシスト」があり、これは交通情報を取得することでドライバーにその情報を知らせ、より効率的な運転をするようにアドバイスも行ってくれる、というもの。
加えてアプリ経由で乗車前にエアコンを作動させておく（メルセデス・ミー・コネクト経由）、といったことも可能になっているようです。
