| なぜ新車のまま?30年以上も放置 |
マルタ島にあるスバルディーラーが倒産し、そのままとなっている様子をユーチューバーが撮影して動画にて公開。
およそ80年代に倒産したようで、1985年に登場した「アルシオーネ(現地ではXT)」が新車状態で保存されています。
なお倒産となると債権のカタとして車が持ってゆかれたり、ずっとこのままだと盗まれて転売されたりしそうですが、もう30年以上もこのまま放置されていると思われ、それはそれで奇跡といえそう。
アルシオーネはスバルで唯一のリトラクタブルヘッドライト採用車
なおアルシオーネは1985年から1991年まで販売され、スバルとしては初の海外先行販売モデル。
デザインはジウジアーロとされ、スバルで唯一リトラクタブル・ヘッドライトを採用。
日本車として最初にCD値0.3を下回った車となり、内外装とも未来的で、映画「キャノンボール」にも登場しています。
日本ではスバルが「客を選んで売った」という話もありますが真偽は不明。
なおカーセンサー上では1台のみの登録で、価格は55万円。
後継モデルは「アルシオーネSVX」となりますが、こちらは29台の登録があって、価格は37万円から567万円(!)まで。
それでは動画を見てみよう
こちらがその動画、「Subaru Time Capsule Dealership」。
アルシオーネのほかにはサンバー、ジャスティ、インプレッサの姿も。
この動画を見たブローカーが現地に押し寄せ、転売されることになるのかもしれませんね。