メルセデスAMG、新型EVプラットフォーム「AMG.EV」から3モデルを計画中。その中には「AMG One」超えのハイパーカーも

｜　メルセデスAMGは他社とは異なり「ピュアエレクトリック」ハイパーカーをいち早く市場投入か　｜

革新的な技術をもって「内燃機関選考」傾向が強いこのセグメントに衝撃をもたらすか

さて、メルセデスAMGが次世代EV専用プラットフォーム「AMG.EV」をベースにした3台の新型モデルを準備していると報じられています。

その中には現行フラッグシップモデル「AMG ONE」を超える可能性を秘めたハイパーカーも含まれているとされ、このウワサは昨今報じられる「メルセデスAMGが新型ハイパーカーを画策中」との話にもマッチしており、けっこう信憑性が高いのかもしれません。

コードネームC592：AMG ONEを超える次世代ハイパーカー

このハイパーカー（コードネーム：C592）の詳細はまだほとんど明かされていませんが、F1由来のハイブリッドを搭載したAMG ONEを凌駕するパフォーマンスを持つとされ、プラットフォームには800VアーキテクチャのAMG.EVが採用される予定で、高効率な充電や強力な電動出力が期待されています。

なお、AMG OneにはF1由来のエンジンとハイブリッドシステムが取り入れられていますが、これを市販車に転用するためにメルセデス・ベンツはとんでもないコストと歳月を費やしてしまい、同社上層部はAMG Oneの市販化を決定したことについて「どうかしてた」「その時は酔っ払っていたに違いない」ともコメントしており、よってAMG One後継ハイパーカーがピュアエレクトリックパワートレーンを採用することは当然の帰結なのかもしれません（内燃機関や通常のハイブリッドであればAMG Oneを超えるパフォーマンスを実現できず、それでは後継モデルの意味はない）。

現時点ではこの「C592」ハイパーカーがどんなクルマになるのかはわかりませんが、既定路線で行くと「C111へのオマージュである、ヴィジョン・ワンイレブン」に近い姿で登場する可能性が高そうですね。

Image：Mercedes-Benz

コードネームC590：AMG GT 4ドアEVクーペ

なお、メルセデス・ベンツはこの「AMG.EV」プラットフォームを使用したハイパフォーマンスEVの発売を正式に予告しており、そのうちの1台が、AMG GT 4ドアクーペのEV版（コードネーム：C590）。

来月中には市販仕様が公開され、年内に発売予定だと報じられています。

Image：Mercedes-AMG

コードネームX591：新型クロスオーバーEV

そしてもう1台はやはりAMG専売となるクロスオーバーEV（コードネーム：X591）。

現行「AMG GLE 63 S」の後継と目されており、2026年に発表、2027年に発売が予定されています。

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参照：MercedesBlog