【最新情報】メルセデスAMG、新型電動ハイパーカー「C592」のティーザー画像を公開。Vision One-Eleven（ワンイレブン）に着想

Image：Mercedes AMG

｜　メルセデスAMGが電動ハイパーカー「C592」のティーザー画像を公開　｜

さて、メルセデスAMGが次期電動ハイパーカーと見られる新モデル（コードネーム C592）のティーザー画像を公開。

同社は「ショータイムの前にちょっとだけお見せします」とコメントしており、正式発表が間近に迫っていることを示唆しています。

なお、メルセデスAMGでは直近で「エレクトリックセダン」「エレクトリックSUV」の発表も控えていて、ここから先はかなり忙しい時間を過ごすことになりそうですね。

C592とは？AMG独自のEVアーキテクチャ「AMG.EA」を採用

この新型ハイパーカーは、開発コード「C592」と呼称され、AMG独自の電動アーキテクチャ「AMG.EA（Electric Architecture）」をベースに設計されていると報じられています。

さらにこのC592は同じプラットフォームを採用する予定の「AMG GT 4ドアEV」とも関連性があると見られており、今後のAMGのEV戦略において重要な位置づけとなるモデルです。

デザインはVision One-Eleven（ワンイレブン）を継承

公開された2枚のティーザー画像から、この新型ハイパーカーは2023年に発表された「Vision One-Eleven（ヴィジョン・ワンイレブン）」コンセプトカーに強く影響を受けていることが分かりますが、このVision One-Eleven自体も、かつての伝説的コンセプト「C111」にインスパイアされたクルマでもありますね。

Image：Mercedes-Benz

• 1枚目の画像では、縦方向のスリットが施されたフードベント（ボンネット通気口）と、ツートンカラーのボンネットデザインが確認可能
• 2枚目の画像はルーフ部分だと思われ、空力を意識した彫刻的なチャンネル、そして中央にあしらわれた「AMG」ロゴが印象的。なおリアガラスが存在しない点も興味深い特徴

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スペックは？1000馬力超のハイパフォーマンスを予想

現時点では技術的な詳細は明かされていませんが、C592には高性能バッテリーと軸流（アクシャル・フラックス）モーターの採用が噂され、この技術により、1000～1500馬力の出力を四輪駆動で路面に伝えるというのが大方の予想です。

そしてもちろん、この「C592」は単にハイパワーなだけのクルマではなく様々な新機軸を盛り込んでいるものと思われ、AMG初の完全EVハイパーカーとして、ブランドの未来を象徴する存在になる可能性を秘めている、とも。

Image：Mercedes-Benz

Vision One-Elevenの魅力的なデザインを受け継ぎ、最新EV技術を搭載するとなると、このC952は今後のハイパフォーマンスカーの新しい基準を示す1台となることは間違いなく、さらには「V8信奉者」がなかなか宗旨替えをせず、思うように電動化の未来を切り開けないメルセデスAMGにとって「AMGファンを改宗させる」だけのインパクトも期待され、続報を待ちたいところですね。

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参照：mercedesamg（Instagram）