ignitionがサーキットにてポルシェ718ケイマンSと981ケイマンGT4とを比較テスト。
ケイマンGT4というと911のエンジンそして911GT3の足回りを持つケイマンきってのハードコアモデル。
そのハードコアモデルに対するは、ついにターボエンジンを得た718世代のケイマンS。
ignitionは過去にも718ボクスターSとケイマンGT4とを比較していますね。
今回は同じケイマン同士の対決となりますが、718ケイマンSは価格849万円、350馬力(4気筒ターボ)、最高速度285キロ、0-100キロ加速4.2秒。
対するケイマンGT4は1064万円、385馬力(6気筒自然吸気)、最高速度295キロ、0-100キロ加速4.4秒。
スペックだけ見るとケイマンGT4に分がある、といったところですね。
なお動画ではこんな感じでテレメトリーにてデータを取得・解析。
結果としてはケイマンGT4が1:21,47、718ケイマンSが1:23,05となっており、やはりスペック通りケイマンGT4に軍配が上がる結果に。
なお路面コンディションかドライバーの問題か、以前に計測した718ボクスターSは1:21,87と718ケイマンSより優れるタイムを記録しています。
ケイマンGT4に及ばなかったとはいえ、718ケイマン/ボクスターSのポテンシャルは非常に高いものがあると立証されたことになり、価格性能比で考えると、これまでのポルシェの常識を覆すものだと言えそう。
ただ、718ケイマン/ボクスターのサウンドについては様々なメディアが「いまひとつ」と表現していますが、それはこれまでの自然吸気サウンドが素晴らしすぎたために「期待も高くなりすぎ」、その反動なのかもしれません(通常の判断基準だと、718ケイマン/ボクスターは素晴らしいサウンドを奏でる)。
クリス・ハリス、ポルシェ718ボクスターに試乗。「エンジンサウンドにはがっかりだ」
ポルシェ718ボクスターSのテスト動画。なんとサーキットではケイマンGT4と同等のタイム
次期ポルシェ(718)ケイマンGT4は自然吸気エンジン継続、PDKも選択ができる模様
https://www.youtube.com/watch?v=iaGZ04_HLac