| RWBポルシェは一台づつオーダーメイド |
久々に出た、RWB(Rauh-Welt Begriff=ラウヴェルト ベグリッフ)ポルシェネタ。
RWBは日本発のポルシェチューナーで、空冷世代のポルシェをメインにチューン。
一台一台顧客の要望にあわせて製作するため、手がけてきた車には同じ仕様が存在しないことも特徴。
「ルックス+パフォーマンス」両方を追求しており、「族車」っぽさを感じさせるカスタムが外国でも高い人気を誇るようです(リバティーウォーク同様、新鮮に見えるのだと思われる)。
シンプルでオシャレな雰囲気も
今回のベースは1989年製の911カレラ4。
前後オーバーフェンダーとそれにマッチした前後バンパーとサイドステップ、フロントにはカナード(エロフリック)、リアにはダブルデッキ式リアウイングを装着。
インテリアにはボディカラー同色のロールケージ。
当然リアシートが取り払われて「2シーター」に。
インテリアは非常に地味(というよりはスパルタンといったほうがいいかも)。
実際にレースに出ていた経験を活かしたものと思われますが、男の仕事場、といった感じですね。
ダッシュボード助手席側にはRWBを設立した中井啓氏のサイン入り。
ヘッドライトのベゼルやインナーはブラック。
プロジェクターレンズには「RWB」文字が入ります。
車高は極端に落ちていて、とくにリアホイールのリムの深さは特筆モノ。
全体的に「レッド×ブラック」で統一されており、オシャレな雰囲気もありますね。
サスペンションはKW製、ブレーキシステムは993ターボからの流用となり、ホイールサイズは18インチ、タイヤ幅はフロント265(911としては異常に太い)、リア335とのこと。
もちろんエンジンにも手が入っており、3.6リッター・フラットシックスはターボで加給されECUもカスタムメイド。
インジェクターも流量が大きなものへ交換されてピストンやガスケット、チェーンレールなどエンジン本体パーツや補記類も大幅強化。
出力は400馬力、駆動輪はもちろん(カレラ4なので)4輪、トランスミッションは5MT。
もともとのフェンダーとオーバーフェンダーとのチリもぴったりで、ホイールはグレーのアルマイト(3ピース構造)。
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VIA:Bring A Trailer