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テックアートがポルシェ・パナメーラのワゴンボディ版、「スポーツツーリスモ」の新しいチューニングプログラムを公開。
その名も「グランドGTセレクティブ(GrandGT Selective)」と銘打っており、すでに発表されているパナメーラ・スポーツツーリスモや、セダン版パナメーラのコンプリートカー「グランドGT」よりさらにアグレッシブに。
画像を見るに内外装とも大きく手が入り、「別のクルマに生まれ変わった」と言えるほどの変貌ぶりを見せていますね。
「グランドGT」のイメージは911GT3RS
もともとテップアートのパナメーラ向けチューニングプログラム「グランドGT」は911GT3RSをイメージしたものだとされますが、見ての通り「イカツイ」ルックスが特徴。
なお、よくよく細部を見るにエアロパーツの形状はこれまでのパナメーラ・スポーツツーリスモ「グランドGT」と同じ。
ただしボディカラーやアクセントの使い方だけでこれだけ印象が変わる、ということですね。
ちなみに以前に公開されたパナメーラ・スポーツツーリスモのカスタムはこちら。
ボディカラーはシックなグリーン、インテリアは上品なヴィンテージ調です。
一方で今回の「パナメーラ・スポーツツーリスモ・グランドGTセレクティブ」のボディカラーはサテンブラックで、これにグロス仕上げのカーボンファイバー、ブルーのアクセントを付与しています。
オーバーフェンダーはグロスカーボン。
ホイールもボディカラー同様のサテンブラック、そしてセンターキャップにはブルーのアクセントが入ります。
ブレーキキャリパーも「ブルー」ですね。
そしてアクセントのブルーはこんなところにも。
リアには「Grand GT Selective」のエンブレム。
ポルシェのフォントを模したスタイルですね。
パナメーラ・スポーツツーリスモ・グランドGTセレクティブのインテリアはこうなっている
そして外装同様に衝撃的なのがインテリア。
ブラックアルカンターラをベースにブルーのアルカンラーラをアクセントに使用していますが、ボディの中心を走るブルーのラインをルーフ内張りの一部にも再現しています。
セレクターレバー、ドアの内張りもブルーに。
ここで驚くのは、「ドアを開いて見えるボディ部分がブルー」なこと。
もともとこういったブルーはパナメーラに用意されておらず、(もとのボディカラーがカスタムペイントでこのブルーに塗られていなければ)わざわざドアを開いたときだけこのブルーが目に入るようにペイントもしくはラッピングした、ということに。
言うは簡単ですが、塗装にしてもラッピングにしても相当に難易度の高い作業であったかと思います。
スポーツクロノのフードもブルーのアルカンタラに。
文字盤もカスタムしているようですね。
室内をよく見ると、シルバー(メタル調)パーツの多くがブラックにペイントされているようで、とんでもなく手間とお金のかかっている内装だと言えそう。
VIA:Techart