| トヨタは171カ国・地域中で57ものナンバーワンを獲得 |
保険会社「Veyago」による、「その国で最も検索された自動車ブランド」が公表。
これは2017年において、キーワードとして検索された自動車ブランド名を世界を171の国や地域に分けて分類を行ったものですが、これを見ると意外な結果が出ていて、アメリカ、オーストラリア、フィリピン、フィンランド、アフリカの多くの国では「トヨタ」。
正確にいうならば171のうち57の国で「トヨタが最も検索されている」ということになりますが、アフリカでは「ブランドとしての人気」というよりは「実需(壊れないので)」としての要望が高いのかもしれませんね。
検索数で言えばトヨタは7億8000万件、で、次に多かったのはホンダの7億件、そしてフォードの6億件。
ただ、いかに検索数が多かったと言えどもホンダやフォードは1位を取れた国が少なく(トヨタと同じような性質を持つブランドなので、トヨタが1位だった国で、トヨタの影に隠れている隠れている可能性が高い)、こういったところは「1番手と2番手との違い」が如実にあらわれる部分ですね。
日本ではBMWが一番人気
なお、日本では一番人気は「BMW」。
これについては、常に「人気の車アンケート」でBMWがナンバーワンにくることでもわかります。
ちなみにあれだけ愛国心の強い韓国での検索ランキングNo.1が現代ではなくBMWなのはちょっと面白いところです(昨年はまだBMWの発火は問題となっていないので、純粋に人気を表しているのかも)。
なおBMWがナンバーワンだったのはトヨタに次ぐ2位で、25カ国でナンバーワンを獲得。
そして驚くべきは、BMWが74もの国で2位を獲得していることで、BMWの世界的な人気の高さがわかりますね。
そして3位はメルセデス・ベンツ(23カ国)で、4位はなんとランボルギーニ(12カ国で、しかしブルネイやパキスタン、ネパール、スリランカといった国々)、そしてテスラは7カ国でナンバーワン。
なおテスラが首位を獲得したのはなんと中国、そして香港、ノルウェイ、オランダ(このあたりはEVの税制が優遇されている地域であり、その関係で興味を示す人が多いのかも)。
欧州での人気ブランドはカオス状態
そしてこちらは欧州。
ドイツではメルセデス・ベンツがナンバーワン、フランスではルノーがナンバーワンとなっており、それぞれの地元代表ブランドが一番人気。
一日腕イギリスではジャガーではなくメルセデス・ベンツ(ジャガーがトップをとったのはグァテマラ、ギニア)、アイルランドはヒュンダイ、ポーランドはトヨタ、イタリアとスペインはフォルクスワーゲン、デンマークはプジョーといった感じでバラバラですね。
VIA:Veygo