| ガンサーワークス400Rの価格は1台1億円とも言われるが |
さて、先日993世代のポルシェ911をベースに「スピードスター」を製作すると発表したガンサーワークス。
今回はスピードスターではなくクーペボディの「400R」最新作、”アイリッシュグリーンコミッション”を公開しています。
なお、この400Rは25台のみが限定にて販売される911のレストモッド車両ですが、これまでに(製造を終えた)数台が公開されており、今後も完成の都度様々な仕様を持つ個体が公開されることになりそうですね。
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ボディパネルはカーボン製
「アイリッシュグリーンコミッション」の名の通り、そのボディカラーは”アイリッシュグリーン”となり、センターに入っている(ブラックに見える)ダブルストライプはボディパネル素地のカーボンファイバー。
ちなみにガンサーワークス400Rのボディはこんな感じで「フルカーボン」ですが、つまりエクスポーズドカーボンをそのまま「透けて」見えるように塗装しているということですね。
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ホイールはシャンパンゴールド、そしてサイドの「PORSCHE」文字とラインもシャンパンゴールド。
リアだとダックテールスポイラーが特徴的。
なお、テールランプはLEDへと変更されているものの、あえて純正と大きく変わらない仕上げを持つところが面白いですね。
後ろから見るとフェンダーがかなり拡大されていることがわかりますが(3インチ)、タイヤ幅も「そうとう」なものですね。
もちろんサスペンションも一新され、ブレーキシステムもブレンボ制の最新モデルへ。
搭載されるエンジンは4リッター・フラットシックス、出力は435HP。
このエンジンはロススポーツレーシングによってチューンされ、エキゾーストシステムも一新されて「センター出し」に。
ガンサーワークス400R「アイリッシュグリーン・コミッション」のインテリアはこうなっている
そしてこちらはガンサーワークス400Rのインテリア。
エクステリア同様にカーボンファイバーが多用されており、そこへイングリッシュタンレザー、メタル調素材が組み合わせられることに。
シートはカーボン製シェルを持つフルがケット。
全体的にクラシカルというよりは先進的なイメージを持っているように思います。
エンジンフード裏もカーボンファイバー製。
普段見えない部分といえども、カーボンの織り目がしっかり揃っているようですね。
こちらはエンジンフード上面。
ガンサーは「X」モチーフを好んで使用するようですね。
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参照: Gunther Werks