| カスタム仕様といえど「パープル」のポルシェは珍しい |
ヴァイザッハパッケージも装着した「フルオプション」状態
さて、ポルシェは自社のクルマを顧客の求めに応じてカスタムする特別部門、「エクスクルーシブ・マヌファクトゥア」を持ちますが、今回はそのエクスクルーシブ・マヌファクトゥアによってカスタムされた718ケイマンGT4RSが公開に。
ボディカラーはヴィオラメタリック、そしてホイールや「GT4RS」レターにイエローを使用するという、これまでのポルシェらしからぬカラーを持っているようですね。
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新開発の「3Dプリントシート」を装着
そしてこの個体には2,632,000円の走り系オプション、ヴァイザッハ・パッケージ」が装着済み。
ちなみにヴァイザッハ・パッケージの内容は下記の通りです。
エクステリア
カーボンウィーブ仕上げ:フロントリッド、運転席と助手席の窓の後ろにあるエアブレード付きプロセスエアインテーク、運転席と助手席のドアの後ろにあるクーリングエアインテークトリム、エクステリアミラーアッパートリム。カーボンウィーブ仕上げのリアウィング、リアウィンドウ上部の大きな「PORSCHE」文字、935ルックのチタン製テールパイプトリムインテリア
チタン製リアロールケージ(チタン色)、カーボンウィーブ仕上げの「GT4 RS」文字入りエアダクトおよびエアボックスカバー(シルバー)、レーステックス製ダッシュボード上部、「Weissach Package」ロゴ入りベゼルカップホルダーバッジ、「Weissach Package」ロゴ入り刺繍入りヘッドレスト、ブラックの運転席および助手席用6点式シートベルト。
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そしてインテリアにも多数の(ヴァイザッハパッケージ以外の)オプションが装着されており、ステアリングコラムにもレザーが貼られるといかなり珍しい仕様。
そしてシートには話題の「3Dプリントシート」。
「発泡ポリプロピレン製のベースサポートと、アディティブマニュファクチャリングで作られたポリウレタンベースの素材を混合した、通気性のあるコンフォートレイヤーを接着したもの」だと紹介されており、従来のスポンジではなく、「粗」な組成を持つクッションを使用しており、そのぶん軽量に仕上がっているようですね(隙間にゴミが入るとちょっと困ったことになりそうではある)。
ちなみに助手席は「普通の(純正)シート」。
キーはボディカラー同色、キーカバーは内装同様にブラックレザーにイエローステッチ。
ポルシェは「トップガン マーヴェリック」とのコラボムービーを公開
なお、ポルシェは今回「トップガン マーヴェリック」の公開に合わせ、トップガンとのコラボムービーを公開。
「トップガン(1986年)」にはポルシェ356スピードスターが登場しますが、最新作にもなんらかのポルシェが登場すると考えて良さそうで、ポルシェはこのところ「バッドボーイズ フォーライフ」、そして「スター・ウォーズ」等映画とのコラボレーションやタイアップが続いており、これまでにない客層にアピールしたいと考えているのかもしれませんね。
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参照:Porsche(facebook)