ポルシェがフェイスリフトを受けた新型911GT3にて、ニュルブルクリンクのタイムを12.3秒短縮した、と発表。
新型911GT3は前モデルに比べて25馬力の出力向上を果たしていますが、タイム更新に使用したのはPDK、リアホイールステアリング、カーボンセラミックディスクブレーキ付きの車両(タイヤはミシュランスポーツカップ2)。
新型911GT3のエンジンは4リッターフラット6、出力は500馬力で0-100キロ加速は3.2秒、最高速度は時速317キロ。
外観だとエアフロー改善のためにフロントバンパーなどが変更されており、これは近年のフォルクスワーゲン・アウディグループの特徴。
同じグループだと「ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ」がエアフロー改善、さらにはダウンフォースのコントロールまでをアウティブエアロで行なっており、今年のジュネーブ・モーターショーで発表された「ゴルフRパフォーマンス」でもやはりエアフロー改善をテーマに掲げていますね。
それにしても「12.3秒改善(7:12,7)」とは相当な向上で、馬力、そして公表されている部分以外にも新型911GT3ではかなり変更されている部分があるのでしょうね。
なお、新型911GT3のタイムは「相当なもの」で、歴代で9位にランクされるタイム。
となると、おそらくは新型911GT3RSは当然もっと速いはずなので、メルセデスAMG GT R、日産GTーRニスモのタイムも上回るかもしれませんね。
↓おおよそ近いタイムのランキング
7.メルセデスAMG GT R 7:10,92(2017) オンボード
8.グンペルト・アポロ・スピード(3800万円?) 7:11.57(2009)オンボード
9.ダッジ・ヴァイパーSRT-10 ACR(1500万円?) 7:12.13(2010)オンボード
10.レクサスLFA ニュルパッケージ(4450万円?) 7:14.64(2012)オンボード