★ついに発売されなかったゴルフR400(R420)をABTが実現★
ABTがフォルクスワーゲン・ゴルフ7のフェイスリフトモデルにおいても「400馬力の」ゴルフRを公開(フェイスリフト前にもあった)。
純粋に「パワーアップだけ」したもので、4WDシステムはノーマルのまま、となっています。
チューンしたのはECUのみ。簡単に400馬力化
ゴルフ「R400」はかつてフォルクスワーゲンが発表したコンセプトカーで、文字通り「400馬力の」ゴルフR。
その後に市販化の話が持ち上がるも、おそらくはアウディに対する配慮(価格を考えると完全にSやRSモデルを食ってしまう)、そのトルクに対応できるトランスミッションが当時はなかった、等の理由からなかなか発売されず。
さらにその後には「ディーゼル不正事件」でそんな余裕がなくなってしまい、ついに発売されることがなかった悲運の車でもあります。
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しかしながらゴルフファンにはこれを待ち望む声も多く、幾つかのチューニングメーカーが「400馬力のゴルフR」を発表することに。
今回のABTによるゴルフRもそのひとつですが、「単純にECUチューンだけ」なのでかなり安価にチューンできていると思われます(たぶん実際にゴルフR400が発売され、それを購入するよりずっと安い)。
なお、パワーアップだけに満足できない向きには強化サスペンションキットも用意されている、とのこと。
ぼくは常々「ゴルフR最強説」と唱えてきましたが、ただでさえ(コスト含め)パフォーマンスに優れるゴルフRが「400馬力」になってしまうと、たしかにグループ内のいろいろなバランスが崩れてしまいそうではありますね。
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