新型ゴルフGTD/GTEには相当な気合が注入されている |
フォルクスワーゲンが新型ゴルフGTIに続き、プラグインハイブリッドモデル「GTE」そしてディーゼルモデルの「GTD」を発表。
ちょっとおもしろいのは、「GT」と名がつくためかゴルフGTIとほぼ同じルックスを持つこと。
フロントバンパーの巨大グリルに「GTIウイング」、フロントアンダーからサイド、リアへと続くスカートもGTと同一。
加えてブレーキキャリパーが「レッド」というところも意外な共通点ですね。
フォルクスワーゲン・ゴルフGTDはこんなクルマ
まずは新型ゴルフGTD最大の特徴は「高効率なディーゼルエンジン」。
出力は200馬力で、7速DSGとの組み合わせによる経済性が自慢です。
そしてルックスはGTI同様のスポーティーなもの。
外観上の相違というと、ホイール形状、テールパイプが片側デュアル出しということ、もちろんリアやサイドのバッジが「GTD」であること。
ゴルフGTDのインテリアはこうなっている
そして新型ゴルフGTDのインテリアもゴルフGTIの影響を色濃く反映したもので、ただしGTIのように「レッド」が押し出されていないシックなデザイン。
よって、ステアリングホイールもゴルフGTI同様のスポーツタイプですが、レッドのアクセントが用いられていないようですね。
エンジンスターターボタンはゴルフGTI同様にレッド。
「パルス」と紹介されているので、心臓の鼓動のようなタイミングで(エンジンスタート前に)点滅するのかもしれません。
シートもゴルフGTI同様にスポーツシートですが、アクセントカラーはレッドではなくグレー。
新型ゴルフGTEはこんなクルマ
そしてこちらはプラグインハイブリッド、ゴルフGTE。
ガソリンエンジンとエレクトリックモーターとの組み合わせにて出力は合計245馬力となり、つまりは新型ゴルフGTIと同じレベル。
そしてエレクトリックモーターを積むという性質上、加速はゴルフGTIよりも優れ、もちろん燃費もゴルフGTIよりもずっと良さそうですね。
搭載されるバッテリーは13kWh、エレクトリックモードでの走行距離は60キロとのことなので、かなり実用性は高そう。
ルックスは基本的にゴルフGTI同様です。
なお、ゴルフGTEについてはテールパイプが「見えない」デザインを持っていて、リアバンパー下部がGTIとは大きく異なります。
そのほかサイドとリアのGTEバッジ、ホイールも「ゴルフGTIとの相違点」ですが、ブレーキキャリパーは両車ともレッド。
新型ゴルフGTEのインテリアはこうなっている
そしてこちらは新型ゴルフGTEのインテリア。
GTIがレッドならばGETはブルー推しといったところで、メーターの表示はゴルフGTE専用です。
シートはチェック柄。
GTIのチェック柄とは異なり、やや地味な印象ですね。
画像ではアンビエントランプが「ブルー」ですが、設定により30色から変更が可能だそう。
こちらはエンジンルーム。
エンジンそしてインバーターなどが隙間なく詰まっていることがわかります(出力はGTIと同じであっても、車体重量、車両の重量配分だとGTIのほうがずっと優れるのかも)。
VIA:Volkswagen