| ブラックアクセントを持つ「R-Line」がカッコいい |
フォルクスワーゲンがなぜか事前のアナウンスもなく、「こっそり」ゴルフ8世代の新型ゴルフ ヴァリアント(VARIANT)、そしてゴルフ オールトラック(ALLTRACK)を発表。
新型ゴルフ ヴァリアント/ゴルフ オールトラックの特徴としてはその「サイズ」とのことで、全長は先代の4585ミリから拡大して4630ミリへ、そしてホイールベースも2680ミリへと延長されています。
これによってレッグルームが大きくなったほか、カーゴスペースの容量も605リッターから611リッターへと拡大されているようですね。
新型ゴルフ ヴァリアント/ゴルフ オールトラックは利便性も進化
そして新型ゴルフ ヴァリアント/ゴルフ オールトラックにおいては利便性も大きく向上しており、ハンズフリーテールゲートの装備、カーゴスペース内にはバッグ用のフックや12Vのほか230ボルト(日本仕様だと100ボルトに変更されるものと思われる)のパワーアウトレットも装備しています。
ドイツ本国だとエンジンラインアップは「ハッチバック」ゴルフと同一だとされ、様々な選択肢が与えられるようですね。
新型ゴルフ ヴァリアント「Rライン」を見てみよう
こちらは新型ゴルフ ヴァリアント。
現在日本だとゴルフ ヴァリアントには1.2リッター/1.4リッター/2リッターガソリン、そして2リッターディーゼルが用意され、駆動方式については「R」を除くとFFという構成です。
なお、今回公開されたオフィシャルフォトは「Rライン」となり、外装だとドアミラーやホイール、トリム等にブラックのアクセントが用いられ、インテリアだと画像の通りアルカンターラ張りのスポーツシートが装着されています。
ダッシュボードの一部がカーボン調となり、なかなかにスポーティーな雰囲気ですね。
新型ゴルフ オールトラックを見てみよう
こちらは新型ゴルフ オールトラック。
ゴルフ ヴァリアントに比較すると車高がぐっと上げられ、フロントバンパー下にはロックガード風の加飾が付与。
そこからサイド~リアへと続く樹脂製のクラディングが見られます。
さらにホイールアーチにも樹脂製のトリムが付与されており、こういった樹脂パーツによるアウトドアテイストの演出は、従来型ゴルフ オールトラックど同様の手法でもありますね。
サイドから見ると(ゴルフ ヴァリアントも同じですが)現行モデルに比較すると、Cピラーとリアウインドウとの傾斜が「ゆるやかに」、つまりクーペ風のスタイルを持つように思われます。
そのためか全体的に優雅かつ高級感が感じられ、ホイールにも切削加工が施されることでいっそう質感が高まっているという印象です。
こちらの駆動方式は4WDのみとなり、最大堰採用は2000kg。
日本で現在展開されているゴルフ オールトラックも4WD(4MOTION)のみ、エンジンは1.8リッター1本のラインアップです。
こちらは新型ゴルフ オールトラックのインテリア。
ほかのラインナップとほぼ同じに見え(エクステリアのように、アウトドアイメージが強調されているわけではない)、シートはノーマル形状、そしてシートバックには「ALLTRACK」の文字が入ります。