ワンオフで製作された、トヨタ86にフェラーリ458イタリアのエンジンを押し込んだドリフトマシン「GT4586」が動画撮影中にクラッシュ。
今回はその様子を自虐的に公開していますが、動画を見る限りでは修理可能なレベルのクラッシュのようで、そしてこの車の製造過程を見ると相当に頑丈に作られていると思われ、大事には至らず一安心。
なお撮影においてはフェラーリ458イタリアがこの「GT4586」を追いかける形でも行なっていますが、その接近ぶり、息のあった動きはまさにツインドリフト。
GT4586のフロントはこんな感じ。
もともと4気筒エンジンを搭載しているところへV8を押し込んでいるため、当然ボンネットをでエンジンをカバーできない状態です。
内装はこんな感じ。
ドリフト以外のことは何も考えていない、という雰囲気ですね。
クラッシュしたといえども相当数のショットを撮影しており、動画ではその華麗なドリフト、フェラーリ458イタリアとの共演、そして何と言っても凄まじいサウンドを聴くことができます(このエキゾーストサウンドはまさに素晴らしいの一言)。
これがクラッシュした直後。
インベタでコーナーを曲がっている際、イン側の土が盛り上がっているところに乗り上げてしまったようです。
フェラーリ側から見たところ。
相当なスピードが出ており、もちろんフェラーリ458側にも大きな危険があることも分かりますが、いつどこでクラッシュしてもおかしくないスタントであること、それでも撮影にチャレンジするスタッフの情熱、撮影スタッフの高いスキルもよく理解できる動画です。
クラッシュを喫したものの、関係者の表情が暗くないのは「ベストを尽くした」感があるからかもしれませんね。