フェラーリ、マクラーレンに続き、アストンマーティンもワンオフビジネスに参入
アストンマーティンが限定された顧客に対し、今後ワンオフのスペシャルモデルを提供してゆくことを公開。
これはアストンマーティンCEO、アンディ・パーマー氏がRoad&Track誌のインタビューに答えたもので、同時にその価格も「約3億円から」になるであろうことも述べています。
「年に2台、特別なモデルをつくる。価格は3億円、それでも4年分のスケジュールは埋まっている」
アンディ・パーマー氏によると、「我々にはただ一つ、参入すべきカテゴリが残されている。それは”ワンオフ”で、非常に特別な車だ。それはCC100やGT12ヴォランテのような車であり、特別な顧客はつねに特別な車を求める。我々は年に二台、そういった特別な車を販売してゆく。ただし、むこう4年分のスケジュールは既に埋まっている」とのこと。
アストンマーティンは自動車の他に潜水艦ビジネスに参入したり、と「自動車メーカーというよりは」超高級品、もしくはセレブのライフスタイルをより豊かなものにするための製品・サービスを提供する会社へと変化しつつあるように思われ、これはこれで「独自のポジション」を確保しつつある、とも言えそうです。
こういった「ワンオフ」だとフェラーリが”フォーリ・セリエ”としてVIPから注文を受けて製造していることが有名で、最近もフェラーリ458イタリアにラ・フェラーリのV12エンジンを装着した車両が(オーナーによって)公開。
このビジネスは「相当に儲かる」とされており、金融アナリストもフェラーリの将来については「約束されている」としています。
加えてマクラーレンも同じく「ワンオフ」への参入を表明しており、「年に2-3台」のスペシャルモデルを提供したい、と語っていますね。