やはりフェラーリのエンジンは別格のようだ
フェラーリ812スーパーファストに搭載されるV12エンジンが、オーストラリアのメディア「Motor」にて「ベスト・エンジン」に選出された、とのこと。
受賞理由としては「パワー、完成度の面において他大きく引き離している」としており、「最高峰のパワートレーンのひとつ」とも。
フェラーリはどのメディアでも「ベスト・エンジン」常連
なお、812スーパーファストの先代に当たるモデル、F12においても直近2年連続で「ベスト・エンジン」を獲得しているので、やはりフェラーリのV12エンジンは格別、といえそうです。
なお、812スーパーファストに搭載されるV12エンジンはF12に比較して75%のパーツが刷新され、排気量は6.2リッターから6.5リッターに。
大排気量エンジンにもかかわらずレブリミットは驚異の8900回転(高回転型で知られるランボルギーニ・ウラカンのV10エンジンでも8500回転)となっています。
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こういった「ベスト・エンジン」企画は様々なメディアが行っており、2017年版が相次いで公開されているところ。
最近だとInternational Engine of the Yearが発表されていますが、それによるとベスト9は下記の通り。
これを見るとフェラーリの6.3リッターV12以外は「全部ターボ」もしくは「エレクトリック」で、これも時代の流れだと言えそうですね。
2.ポルシェ3リッター6気筒ターボ(ポルシェ911カレラ系)
3.BMW 1.5リッター3気筒ターボ+ハイブリッド(BMW i8)
4.アウディ2.5リッター5気筒ターボ(アウディRS3/TT RS)
5.フォード999cc3気筒ターボ(フォード・フィエスタ)
6.テスラ・古エレクトリックパワートレーン(モデルS/モデルX6)
7.PSA 1.2リッター3気筒ターボ(プジョー3008、シトロエンC3/C4ほか)
8.ポルシェ2リッターターボ(718ボクスター/ケイマン)
9.フェラーリ6.3リッターV12(フェラーリF12)
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